先日、ダラスアカデミーのTeam EnvyがFischerをリリースした内情を暴露するHaloのリポート。
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Team EnvyがFischerをリリースした理由は、先日破談になったヴァリアントとボストンのトレード、そしてEnvyのトライアル(トライアウト)情報を外部に漏らしたというもの。
しかし、実際にはヴァリアントのコーチ陣からトレード情報を得たEnvyのTalespinコーチがボストンの選手とこれを共有。トレードを知ったFischerと、Fusionsの契約を気にするボストン選手らとのやり取りはあったものの、Fischerがそれ以外の選手について情報を漏らしたという証言はなく、トライアル情報漏洩もコーチ陣による一方的な告発であるという。
チームはTalespinとChuのコーチ陣から報告を受け、Fischer側から事情を聴取することなく謹慎その後放出という措置を取る。
フリーとなったFischerにはNRGからオファーがあるが、米国へのフライト直前に、これを知ったChuによりFischerの態度、素行、パフォーマンスに対するネガティブで誤った情報が共有され1NRG入りがキャンセルに。
今季のEnvyは好調だが、シーズン3では成績が傾いた時にコーチ陣からプレイヤー、特にFischerとSharpのDPS陣に過剰なプレッシャーがかけられ、この頃から選手らはTalespinとChuへの信頼を失っていく。Fischerは選手らとパフォーマンス改善も含めて彼らの懸念について話し合いコーチ陣に選手の考えを繰り返し伝える。
その後、チームは新たなチームマネージャーとしてBombを試験採用(最終的には不採用)、同時に2人の選手がOWLから声がかかり、代役のトライアルを実施する。所属選手らはミーティングをリクエストしトライアルすべき選手を提案するが、これがBombとコーチ陣の不興を買い選手とコーチ陣の溝が深まる。
これらの過程で選手達をまとめていた選手がFischerで、これが彼に対する不当な主張に繋がる。彼がトライアルに関わった選手を漏らしたとされるが、Envyのディスコード上ではフレンドであれば、どの選手にアカデミー入りの可能性があるかはすぐに分かり、トライアル情報には関係者の多くが触れることになる。
Envyコーチ陣によりFischerのキャリアに傷がついたことになるが、ダラスとEnvyのマネージメントはNRG入りがキャンセルされる要因となったコーチ陣のアクションについては関知していなかったことが確認されている。
Regarding this report, our organization investigated what happened between Fischer and our Contenders coaching staff and found that it was in our best interest to release Fischer. We did not find any evidence of our staff leaking information. We wish Fischer the best. https://t.co/U50QNCHBFv
— Mike Rufail (@hastr0) April 8, 2019
ダラスオーナーはコーチ陣とFischerの間に何があったのか調査したが、退団は双方にとって最善の利益だったとコメント。チームの人間が情報を漏らしたという証拠も見つからなかったとのこと。