Who has made the biggest impact in #OWL2019? @CaptainPlanetOW introduces Player Impact Rating, a hero-agnostic system for comparing players.
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— Overwatch League (@overwatchleague) July 24, 2019
OWLのスタッツデータの責任者であるCaptainPlanet氏が、選手をデータ面から評価する際の指標となるPlayer Impact Rating(PIR)を公開しました。
PIRを一言で言うと、集団戦への選手の貢献度を数値化したものということになります。公式ページではこのPIRを算出するプロセスについて抽象的な説明があるだけで、具体的な算出方法については明らかにしていません。従ってモヤモヤしたものは残るものの、今後はこのPIRが選手を評価する上でのひとつの指針になるかもしれません。
このPIRの趣旨はというと、試合ごとの各種スタッツ…例えばヒーローダメージ/10分など…ではヒーローやロールが異なる選手間での比較が困難であり、10分平均では、より短時間で終わる集団戦の実態に即したデータとは言えません。そのため、集団戦への貢献度をPIRという形で算出し、ヒーローの垣根を超えて選手を包括的に比較することが、このレーティングが考案された趣旨といえます。PIR算出にあたってはパッチごとにヒーローの強さや各スタッツの重要度も考慮されています1。
つまり、Player Impact Ratingによって、ヒーローや役割が異なる選手同士でも、その価値や評価を大まかではあるものの比較することが可能になります。
尚、集団戦への貢献度を考慮している性質上、チームのパフォーマンスがよければPIRも上がる傾向にあります。また、PIRのリーグ平均値は100に設定されているので、これが選手のパフォーマンスを評価する上での基準になります。PIRが100以下であれば、少なくとも統計上はパフォーマンスも平均以下ということになります。
以下は2018シーズンと2019シーズンこれまでのPIRランキング:
※集計された全マップの60%以上でプレーした選手が対象