Please Nerf Power Creep instead of Nerfing Defense/Support
パワークリープ問題で様々な方面から浴びたバッシングにもめげず真摯に答えてくれた開発スタッフJoshのコメントまとめ。
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勝率を解釈する際にピックレートを考慮することは間違いなく重要。自分はそのヒーローがミラーになっていないランクマッチの勝率に注目している。
統計だけを頼りにバランス調整しているわけではないが、ゲームの問題を特定する際に、何かが正常でない場合や偏りのない分析をするためにも役立つ。
統計はフィードバックのように面白さといった主観的な要素を知るための理想的な手段とはいえない。
最近のフィードバックではメイとバティストがOPであるとする意見(両者とも次のパッチで変更を予定)とゲンジとソルジャーが明らかに弱いという意見が最も一般的。
現在のパッチでは概してメタに忠実なGM帯でも、統計上メイとゲンジはともにごく普通のスタッツで、この2人よりピック率が高いヒーローは約8人。ソルジャーのピック率は低くゲンジの半分以下、アッシュとはピック率/勝率ともに同等。
最も強いとされているヒーローと最も弱いとされているヒーローのピック率と勝率はさほど変わらないという興味深いデータを共有したかった。
昨日の自分のコメントは何かを結論づけるものではなく、オフメタヒーローはプレイヤーが思っているよりもハイレベルで通用する可能性があるということを考えてもらうつもりでポストした。
ここで話した事とプロレベルでのプレーはおそらく別の問題。
Todays devs response to powercreep is Heartbreaking
回復量、新ヒーローやリワーク、レッキングボールのような機動力、こういった様々な側面でヒーローのパワーが増加していることは認識しているが、バランスは多岐にわたる相対的なもので、必ずしもこれがネガティブなものであるとは考えていない。最近の変更でシールドも弱体化されている。
昨日のコメントで伝えようとしたことは結果的にまずい説明だったが、もはやオーバーウオッチとは感じられなくなるほどの過剰なパワークリープがゲームに存在するとは思えないということを伝えたかった。
例えば、GOATSコンプは個々のヒーローのパワー増加ではなく、シューター的な感覚とは異なる構成のシナジーにより、ゲームプレイに本質的な変化をもたらしていた。