FACTS & RUMORS – Discussion of Hero Bans (updated)
噂されるヒーローBANについて、ジェフがコメント。端的に言うと現時点でヒーローBANの導入はなし。
————
開発チームとしてヒーローBANには消極的、チーム内でもこれを熱烈に支持する声は少ない。ヒーローBANに反対しているわけではないが、多くの問題がある。
他の似たタイプのゲームが採用しているからといって、OWにもそのアイデアを導入するということはしたくない。素晴らしいアイデアでもOWには逆効果ということもありえる。
メタをより流動的に頻繁に動かしてほしいという意見には同意する。大半のプレイヤーはOWL、GM、インフルエンサーのフィードバックを通してメタを体験しているとはいえ、メタの停滞がよくないことは理解している。
メタを動かすための明確なプランがある。今後のDEVELOPER UPDATEでこのことについて話す。そして、よりメタのシフトを高速化させることについても異論はない。
ヒーローBANでメタのシフトが促進されるわけではない。これはメタを変化させる特効薬にはならない。ヒーローBANはむしろ悪化させる場合もある。
開発チームが念頭に置いている実際の解決策については来週のDEVELOPER UPDATEで説明するが、噂されているヒーローBANではない。
問題に対処するためにより頻繁なバランス調整を計画している。詳細については来週説明するが、バランスに問題があり、より頻繁なアップデートが必要であることに開発も同意している。ヒーローBANはバランス問題を解決するための良策とはいえない。
少数意見ではあると思うが、PVPである以上、BANピックで対処するのではなく、チームワーク、創意工夫、スキルといったことで対処して欲しい。ジェフ個人としては相手チームにピックを指図されることは好ましいとは考えていない。
ヒーローBANに反対するワントリックプレイヤーの意見は多い。オーバーウオッチは多くのヒーローをマスターするゲームで、ワントリックを明確に禁止しているわけではないが、奨励しているわけでもない。よってヒーローBANを導入しないことについて、ワントリックへの擁護は考慮されてはいない。ワントリックはメタの問題にも貢献していると考える。
ゲームラウンドのスピードアップに取り組んでいおり(実際に開発内部では様々なことが行われている)、ヒーローBANを導入すると試合時間がかな長くなってしまいこれは大きな懸念材料。そしてこのシステム導入には大幅なコストがかかることも、導入に消極的になる理由(ロールQ同様に正しいと思えば投資する)。
多くの誤った情報が拡散しているが、来週には状況はもうすこし明確になるだろう。