Los Angeles Gladiators
更新履歴:
2020/3/25
2年連続でトップ5以内でフィニッシュしたグラディエーターズは間違いなく競争力のあるチームだが、決してリーグの主役になることはなかった。今季は多くのファンが昨季以上の成績、シーズンプレーオフベスト4進出を望んでいる。
オフシーズン中はSpaceとOgeの大物選手2人を獲得する一方、Surefour、Hydration、Decayといったチームの中核を成した選手を手放している。結果的に残った選手は古参のサポートコンビと出戻りのBischuの3名のみとなり、チームの陣容は様変わりしている。
ロスターの出身地はフィンランド、韓国、米国がそれぞれ3名にベトナムが1名という典型的なミックスロスター。そのほとんどが新メンバーであることを考えると、ヘッドコーチのチームマネージメントが鍵を握る。一昨年のような揉め事は繰り返してはならない。
チームオーナーはNFL、NBA、NFL、MLS、そしてアーセナルといったビッグクラブを所有するKroenke Sports & Entertainmentで、CODLのLos Angeles Guerrillasも傘下におさめている。過去2シーズンチーム運営を任されていたSentinelsはオーナー側とのトラブルから現在は関わっていない。
同じLAに本拠を置くヴァリアントとはライバル関係にあるが、テキサスの2チームほどお互いの敵対心は強くない。
ダメージ:
昨季スランプに陥ったBirdringは精神面での落ち着きさえ取り戻せば、再びトップレベルのフランカー/ヒットスキャンに返り咲くことができるはず。もはや苦手なブリギッテをプレーする必要もない。
OWL初となるベトナム人プレイヤーのMirrorは、ヒットスキャンもプロジェクタイルもそつなくこなす幅広いピックプールの持ち主。同じく新加入のJaruも同じタイプのフレックスDPSであることからこの2人でポジションを争うことも予想されるが、後者はTeam Envyの2連覇に貢献した実績がある。
タンク:
🇰🇷Oge
🇫🇮Lhcloudy
🇺🇸Space
🇰🇷Bischu
Decayとのトレードで加入したOgeは昨季終盤で調子を落としたものの、プレイメイク可能なメインタンクとしてファンの期待は大きい。パリから加入したLhcloudyは当初控えと見られていたが、開幕戦では先発に抜擢されており、Dpeiヘッドコーチも彼のラインハルトを評価している。
ファンが最も期待を寄せるSpaceは地元ライバルチームからの加入。Dvaとしてリーグ最高峰の評価を得ているが、ロードホッグ、シグマといったヒーローも一級品。20歳を迎えた今年は精神的にも成熟し、Ogeとのタンクラインはネームバリューだけで言えばリーグ屈指のコンビといえる。古巣復帰となったBischuは控えに回るが、リーダーシップも取れる頼もしいバイリンガル。
サポート:
🇫🇮Shaz
🇫🇮Biggoose
🇺🇸Paintbrush
ShazとBiggooseのサポートコンビはTeam Gigantti時代を含めると3年近く活動を共にしている。チームが2年間安定して力を発揮できたのもこの2人によるところが大きい。メインサポートのBiggooseはショットコーラーだけでなく、リーダーとしての役割も担っている。
新加入のPaintbrushは控えに回ることになるが、アグレッシブなBiggooseとは対照的にパッシブなプレースタイルが持ち味。チーム戦術次第では出場機会もあるかもしれない。
コーチ:
オフシーズン中に一旦はLFTを出したDpeiヘッドコーチだが、最終的には続投が決定。リーグ最低給の選手だけでも中位のチームは作れると豪語するのも、これまでの実績に裏打ちされている。右腕だったJhonGaltがワシントンのヘッドコーチに就任したが、TalonやNRGでコーチ経験のあるFaceと、元LoLプロでもあるCurryShotがコーチングスタッフに加わっている。