「OWCS DreamHack Dallas Major」出場全8チーム短評

パシフィック限定の公式トーナメント運営の不手際を指摘する元ワシントンHC

コンテンダーズPACに代わる大会として開催される「ACEトーナメント」運営の不手際を指摘する元ワシントンHCのJohnGalt氏。

既に昨日もこの点を指摘するスレッドがredditにポストされており、以下のような問題点が明らかになっている。

– トーナメント開催2日前まで運営サイドからマッププールが告知されない。

– 賞金総額が10万ドルと高額にも関わらず、予選ラウンドはシングルエリミネーションを採用し、それが伝えられたのも初日前日。

– PAC地域の選手適格申請について、当初オープン予選中は必要ないとされていたが、大会4日前になって翌日までに手続きが必要との告知があり、このせいで時間が足りず出場できないチームもあった。

– 試合開催時間についても12時間前まで告知されず、多くのチームのスケジュールに混乱が生じ、時間調整がつかずに棄権を余儀なくされるチームもあった。

– 管理者の対応はプロ意識に欠け、トーナメント開催1時間前になって急遽、ラウンド3以降にダブルエリミネーション形式のワイルドカードブラケットが追加された。

この他にも出場資格のないプレイヤーとのアカウント共有を示す明らかな証拠があるにも関わらず、Blizzardの対応待ちを理由にそのアカウントが所属するチームとの対戦を中止せずに試合を強制。さらに、選手適格の申請が期限の時間に間に合わなかったチームに猶予が与えられたが、その件に関する説明が不十分であるなど、プロ意識に欠けた運営の対応のまずさが指摘されている。

シンガポール国籍でもある冒頭のJohnGalt氏によると、大会ディスコードにはモデレーターが存在せず、Nワードを連発するユーザーも野放しになっているとのこと。

Blizzardがパシフィック地域のトーナメント運営をサードパーティに外注したまではよかったものの、同氏が指摘するように、主催者側に大規模なオープントーナメントを管理するだけの運営能力が備わっていなかったのかもしれない。

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