補足:ワシントンのDecay補強にケチをつけるフロリダのSpoontオーナー


ワシントンがDecayを「緊急補強」で獲得するに至った臨時ルールについて、フロリダのBen Spoontオーナー(ツィートは既に削除されているが文面は上記のとおり)。フロリダは今日のワシントン戦に敗れプレーオフ敗退が決定している。

同オーナーはワシントンのパフォーマンスとDecay獲得を責めるつもりはないとしながらも、Decay加入以前に試合に必要なロスター6名が揃っていたワシントンに「緊急」ではないDecayとの契約をそもそも認めるべきではなかったと、リーグのルール運用に疑問を呈している(補足:1)。

さらにフロリダGMは、本来この「緊急補強」は韓国で開催される予定のグランドファイナル4で現地に渡航できない選手がいる場合に適用されるルールであると解釈していたそうで、そうであるならば、Ellivote退団後に残された6名全員が韓国人であるワシントンはこのルールに当てはまらないはずではないかと指摘。

レギュラーシーズン19位の弱小チームがプレーオフ直前のパッチと緊急補強により突如優勝候補に化けたことで、redditでは長丁場のシーズンや移籍ルールの存在意義を問う議論も巻き起こっている2

今回のDecay獲得についても臨時ルール改正発表の翌日にワシントンからDecay加入が発表されるなど、その不透明な運用方法には少なからず疑問の声があがっていたが、まさかのワシントン快進撃により再び問題がクローズアップされる形になったのではないかと思われる。

脚注:

  1. ルール改正後の最低必要ロスターは7名となっており、Decayはその7人目と考えることも可能だが、Decay加入以前にインアクティブながらも名簿上はLullsishが在籍していたことから、この時点で最低ロスターに必要な7名は確保していたことになり、Decayは緊急サブには当たらないとSpoontオーナーは考えているのかもしれない。
  2. この点に関しては今年はコロナ禍による影響から、地域がNAとAPACに分断されたことでワシントンにもプレーオフ進出の可能性が残されていたが、本来であればプレーインに出場できるチャンスすらなかったので、あくまでもコロナ禍における特殊な事例であると考えるべきかと。