「OWCS DreamHack Dallas Major」出場全8チーム短評

BotS Bugs/Issues with Barbarian / GR 78 4-man Cleared

Bane of the Strickenで発生する問題と、馬場に関する諸々の不具合についてMannerCookieのポストをもとに見ていきます。

Bugs/Issues with Barbarian + Hot to fix LAG for LAG builds (solo only)
https://www.reddit.com/r/Diablo/comments/3jmcac/bugsissues_with_barbarian_hot_to_fix_lag_for_lag/

このポストの根拠となっている検証結果については特に書きませんが、Nubtro他馬場コミュの有志によって検証されています。

—————-

まずこの問題を説明する際の前提条件として、Bane of the Strickenにはごく短い内部クールダウン(ICD)が設定されてます。wudijoもPTRの頃にこれを指摘してましたね。

ICDがあることによって必ずしも攻撃した時にBotSがスタックするわけではありません。

ICDの長さはSkill APSによって変わってきます。

Skill APSは要はBreakpointを基礎にしたスキルのAPSです。

スキルにはフレーム単位のアニメーションがあるので、キャラクターのAPSを上げても実際のAPSは変化しないということがあります。

キャラクターのAPSをある程度まであげてその閾値(BP)を越えると実際のAPS(Skill APS)もあがることになります。このSkill APSはゲーム内で直接確認することはできません。

で、BotSのICDの長さはこのSkill APSをベースにして決まります(スケーリングされます)。Skill APSが上がれば上がるほどICDも短くなります。それ自体は仕様なので特に問題ないです。

問題は動的に変化しているキャラクターのAPSに合わせてICDがアップデートされないことにあります。

例えば、馬場ならWotB、Gogok、PE、IstvanセットのボーナスなどでキャラクターのAPSが上昇した時に、BPを越えればSkil APSも上昇しますが、BotSのICDもそれに連動してアップデートされるわけではないんですね。最初に参照したSkill APSを参照し続けます。

ICDが参照しているSkill APSが上がればその分ICDもスケーリングされて短くなるので、Skill APSが低い状態を参照し続けるとICDも長いままになってしまい、結果としてBotSのスタックレートが落ちることになります。

これを解決するための手段として強制的にICDをアップデートさせる方法があります。

snapshotバグでもあったけど、ポーションを飲むことでICDをアップデートすることができます。
* エリアチェンジでもアップデートされる可能性あり(要検証)

WotB、Gogok、Istvan、PEでAPSが上がったらポーションを飲めば、よりベターなICDを得ることができます。そしてそのよりベターなICDは次にアップデートされるまで継続することになります。

“The workaround for Greater Rifts for now is to simply use a potion when your WotB, Gogok, Istvan and Pain Enhancer aps bonuses are up, to update Stricken´s ICD so that your buffs are not ignored and that “better” ICD is kept until the next update.” by Nubtro

2.2の時にあったWWのAPSをsnapshotさせるのと同じ理屈ですね。2.3では修正されたみたいですが。

ちなみにFear Potion(黒)のFearは何故かBotSの”attack”としてみなされるようです。

尚、Bracers of the First MenとFrenzyスタックのAPSボーナスはICDに影響しないそうです。不具合なのか仕様なのか不明だけど、現状では解決策はないとのこと。

このケースでは検証が行われた馬場を例にとってるけど、BotSの問題は他のクラスも共通だと思います。

この問題がGRでのパフォーマンスにどの程度影響するのかは自分のレベルではよく分かりませんが、RGやエリート相手に時間がかかるハイレベルなGRになれば差が出てくるかもしれません。

– その他諸々の問題

ラグが発生しやすいビルドの一時的な回避策があります。

とてもシンプルな方法で、ソロプレイ時限定ですが、ラグいなと思い始めたらゲームを一旦ポーズするとマシになるとのこと。あくまでもMannerの体験談なんでどれほど効果あるのかは不明。

以下バーバリアンコミュで既知の問題となっているバグ/問題の一覧(他のクラスでも可能性あり)

* ALL dynamic APS modifiers are bugged with striken gem (All Classes)
>上で説明したとおりです。
* Only one part of the F&R bonus applies to Area Damage.
>既知のバグでF/RのボーナスがADに乗りません。
* Bracers of the First Men damage does not apply to Area Damage.
>既知のバグでHotAブレイサーのボーナスがADに乗りません。
* Bracers of the First Men APS buff does not apply to stricken (see convo for clearer explanation).
>上で説明したとおりです。
* Seismic Slam Rumble Rune’s tremors does not gain the 400% Damage Buff from Bracers of Destruction.
>Seismic SlamのRumbleルーンの震動にBracers of Destructionのバフが乗らない問題。
* Seismic Slam is currently rubberbanding randomly when stutter-stepping.
>stutter-steppingをした時にSSにゴムバンド現象が発生することがある。
* Slaughter + Miri gem /w density = lag game.
>密度の高いマップだとWotB-SlaughterとMirinaeでラグが発生。
* Whirlwind /w Bloodbath+Lamentation = lag game.
>WWとRend-Bloodbath、ベルトのLamentationでラグが発生。


Rank 1 World Season 4 (Greater Rift Tier 78, 4-man player)

シーズン4のEU鯖で、面子はHotA馬場x2、ヒーラーモンク、サポ馬場。

この時のランはまだ2回目のチャレンジだそうで、道中コンジットもパワーパイロンもなし。このまま行くと80は時間の問題ですかね。韓国鯖のノンシーズンにはGR79クリアしたグループがいます(モンク/WD/WD/馬場)。

未分類
d3watchをフォローする
d3watch.gg
タイトルとURLをコピーしました