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Activision BlizzardがEsports部門スタッフ50名を含むレイオフを敢行、解雇手当の一部にBattle.netギフトカードを進呈

Overwatch

Activision BlizzardがEsports部門の再編成により、社員約50名をレイオフしたことがThe Esports Observerの取材により明らかになりました。

取材を受けた同部門を束ねるTony Petitti氏は、昨年から続くパンデミックによるライブイベント開催中止を受けて、コスト削減にともなう再編成を迫られていた上での決断であるとしています。

Activision Blizzardが運営するOWLとCDLも当然このレイオフの影響を受けることになりますが、同氏はライブイベントが完全に消滅するわけではなく、可能であればその再開を目指すとしながらも、同社がライブからオンラインへとリーグ開催コンセプトを変更したことを明らかにしています。

これまでホームスタンドというライブ開催形式に拘ってきたOWLとCDLですが、パンデミック収束後もオンラインへとイベントの軸を移すということになれば、チームだけでなくファンベースにも大きな影響を与えることになりそうです。

既に昨年あたりからコンテンダーズ部門に関わるスタッフのリストラが伝えられていましたが、徐々にOWLにもそのコストカットの波が押し寄せてきたということでしょうか。このレイオフは今日中にも正式発表されるとのことです。

業界の情報通でもあるJason Schreier記者によると、今回のレイオフは他の部門にも及んでいるそうで、その数はActivision Blizzard側の公表よりも多く、King(Candy Crush開発元)も含めたグループ全体で最大190名になる可能性もあるそうです。

解雇された従業員らにたいしては、90日間の解雇手当と1年間の医療給付、そして200ドル分のBattle.netギフトカードが贈られたとのこと。

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