ヴァロラントのコンペサブでとある13歳の少年プレイヤーがちょっとした注目を集めています。
Bones just dropped 93 kills in a BO3 from r/ValorantCompetitive
その注目を集めるようになったきっかけが3/22に行われた「Pittsburgh Knights Monthly Gauntlet」の試合です。
NAのorg、Pittsburgh Knightsが主催するこのマンスリーは賞金総額5,000ドルの小規模大会ですが、Rengedaes、Complexity Gaming、eUnitedといったOWでも活動していた名だたるorgが参加していました。
その大会の準々決勝でElysiumのメンバーとして出場したBonesは、BO3の3マップでトータル93キル(ACS302、MVPx3)を叩き出しました。小規模大会では、BO3での90キル台は決して珍しくはないそうですが、同選手の13歳という年齢が話題となっています。
Bonesは当時試合に出場できなかった選手のスタンドインとして急遽出場することになったそうで、普段はZoomer Academyというプライベートチームに所属する選手です。翌日の試合には出場していないことから、メンバーとの練習時間もない完全なぶっつけでの試合だったのかもしれません。
Riot Gamesが規定しているVCT参加条件には年齢制限があるため、現時点では彼がVCTに参加することはできません。少なくともあと2~3年は必要になります。
一方、彼がマイクやカメラを付けて配信する姿が一度も確認されていないことから、彼の実年齢を疑う声も一部にはあります。
これは昨年、Stewie2k、Moe、Food、AceuといったFPSサークルの有名人らとBonesがマッチングした時のPOV(S2K視点)。Aceuと共に敵チームにいるBonesは終わってみればジェットで30/19/3、そして309というハイスコアでこのマッチのMVPを獲得していました。
when the play works as intended pic.twitter.com/grs8phdUyZ
— parallel seven (@sevvn) March 15, 2021
彼が普段プレーするZoomer Academyには、Bones同様にSevenという非常に若くて(~15歳)将来有望なプレイヤーも所属しているそうです。
遠くない将来には彼らのようなCS:GO出身でもOW出身でもない、ValorantがはじめてのFPSかもしれないプレイヤーがシーンの中心になっていくのかもしれません。
the counterstrike community should keep an open mind on valorant's impact. there's an entire new generation of gamers playing a tactical fps for the first time, now getting to experience what it feels like to get an ace or win a 1v4 clutch. this is a good sign for both games
— Rod Breslau (@Slasher) March 23, 2021
自称ナンバーワンesportsジャーナリストのSlasherも、ヴァロラントではじめてのタクティカルシューターを経験する新たなジェネレーションの出現に言及。このゲームがあたえたシーンへの影響について、CS:GOコミュニティは先入観や偏見を持つべきではなく、双方のゲームにとって良い兆候であるとしています。
”https://dotesports.com/valorant/news/incredible-valorant-play-from-zoomer-academy-leaves-casters-dumbfounded”