新手のハッキングに遭遇したユーザーからコンペサブに報告が届いています。
このユーザーが参加したダイヤ帯のランクマッチでは、ゲーム中に複数のハッキングが確認されています。これは超高速で回転しながら正確にターゲットを撃ち抜く「Spinbot」と呼ばれるエイムハックです。
何のためにここまで回る必要があるのか定かではないものの、チート行為であることを相手に伝えるために意図的にやっているのかもしれません。
このチーターと同じチームにいたオリーサもどうやらエイムボットを使用していたようです。ターゲットの動きを完璧にトレースしています。
この他、キルカメが表示されないといったチートにも遭遇しています。このチートは一昨年くらい前から報告されており、カメラ視点に干渉するチートも存在していました。
最後のチートもこれまで見たことがないような新種のハッキングです。ゲームが不振な挙動を示した後、ヒットレジストリが一切入らないという症状が発生します。
わかりずらいですが、相手チームのラインハルトにはまったくダメージが入っておらず、そのためHPバーも表示されません。さらに、シールドにもダメージが入らず、弾がシールドに当たってもヒットエフェクトが発生しないことが確認できます。つまり無敵ということでしょうか。
このような露骨なチート行為の目的は不明ですが、ブーストやスマーフ目的というよりは、単純な愉快犯目的の可能性が高いでしょう。検出されるリスクも一般的なチートよりも高いはずです。
先日にはスクリム募集を装ったチート集団が、偽装チートで試合中の対戦相手の反応を楽しむといった悪質な例も報告されています。
このケースでは、外部の不正ツールではなく、ワークショップの機能を使いチートをエミュレートしたカスタムゲームで試合が行われたそうです。
このスクリムの様子はTwitchでも配信されており、もっぱら、チートを疑う相手チームの反応を見て楽しむという愉快犯的なコンテンツ配信が目的だったようです。
尚、試合自体はチートを使用していた側のチーム(マスター帯下位)が1勝も上げられずに終わったとのこと。