韓国でesportsトーナメント主催者からの一方的な大会打切りを防止する法案が提出、きっかけはBlizzard

A South Korean politician is proposing a bill that would force TOs/publishers to give advance notice to participants before canceling a competition. It is called the “Heroes of the Storm Law.” Per @CHYchenhongyu and @jfudgehttps://t.co/hzcstzVldr

— The Esports Observer (@esportsobserved) May 19, 2021

今月18日、韓国国会ではesportsトーナメント主催者が一方的に大会終了することを禁止する法案が提出されました。

韓国民主党議員が提出したこの法案は「Heroes of the Storm法」とも呼ばれ、タイトル著作権を有するゲームパブリッシャーが一方的に大会開催を打ち切るることを阻むことを目的としており、大会を終了させる場合には数ヶ月前に関係者に通知することを義務付けています。

これはBlizzardが2018年まで大会運営していた「Heroes Global Championship」と「Heroes of the Dorm」を一方的に閉鎖したことに端を発するもので、当時、事前に大会終了を知らされていなかったGen. G含む多くのチーム、選手コーチらが前触れもなく仕事を追われ、彼らの激しい怒りを買うことになりました。

法案を提出した議員はesportsプレイヤーの多くが10~20代前半であり、将来のキャリアを築く上で重要なこの段階で、大会などのエコシステムを奪われてしまうと、長期的かつ深刻な影響を与える可能性があると述べ、一方的な損害から彼らを守る必要があるとしています。