『OWCS Asia Championship』出場全8チーム紹介

追記3:RunawayがOW部門の解散を発表、無期限活動休止へ

RUNAWAY disband Announcement from
Competitiveoverwatch

コンテンダーズKRのRunawayオーナーであるRunnerから本日を持って同チームのオーバーウォッチ部門を解散することが明らかにされました。

現時点ではチーム公式を通しての発表は出されていませんが、Runnerと夫人のFlowervinさんによると、RunawayのOW部門は無期限の活動休止に入るとのこと。

すでに解散については半年以上前から検討していたそうです。解散理由としてはOWの現状が芳しくないこともそのひとつではあるものの、一番の理由はRunner配信の視聴者とチームがオーバーラップできないことを挙げており、コンテンダーズ配信がYoutbueに移ったことによりTwitch配信で可能だった試合中の視聴者とのやりとりやホスト配信ができなくなったことが大きかったそうです。

さらに、コロナ禍によりOWLチームの財政が萎み、Runaway運営の財源でもあった移籍金も期待できなくなりました。それを補うためにRunnerの本業である配信に専念するも、チームへのケアが疎かになってしまったことから、「二兎追う者は一兎も得ず」の格言に倣い、チーム運営から手を引く決断を下したことを明らかにしています。

2016年にLoLの人気配信者だったRunnerを中心に結成されたRunawayは、OW競技シーンの黄金期とも言えるApex Seriesで準優勝2回と数々の名勝負を演じ、現在もリーグで活躍する選手らをはじめHaksal、Kaiser、Bumper、Stitchなどこれまでに数多の名選手を輩出しています。

OWL始動以降はコンテンダーズKRでも3回の優勝を誇る強豪として戦い続け、2019年以降は優勝こそ逃しているものの準優勝2回の成績を残しています。

昨年のElement Mysticに続き名門チームがまたひとつシーンを去ることになりますが、事実上母体が異なるGC Busanを除くと、Runaway解散により、APEX出場経験チーム全てが解散したことになります。

もはや伝説ともいえるRunnerによる試合開始前のセレブレーション。対戦相手は当時絶大な人気を誇っていたLunatic-Hai。

追記

さきほどチーム公式からも解散が正式に発表されました。大会優勝8回準優勝7回の堂々たる成績は、再三を度外視したRunnerと夫の兵役中にチームを支えたFlowervinさんの尽力と熱意の賜物といえるでしょう。

赤字運営でもRunawayへの情熱からこれまで運営を続けることができたと話すRunner夫妻ですが、彼らがOWLに期待し求めていた改革は何一つ実現せず、チーム経営者としても疲弊していったとリーグへの不満も吐露しています。

せめてOW2が出るまで解散を待てないかという周囲の声もあったそうですが、将来的に活動を再開する可能性はあるものの、現時点では将来何かが起こるまで休止することがベストであるとの決断を下したようです。

「いつかまた会えることを楽しみにしている」という公式発表からもファンとしてはOW2での活動再開を祈るばかりです。

追記3
RunawayはOW部門とは別にLoL部門のロスター結成を目指していましたが、LCK 2021シーズンに参加する10チームの選定からは漏れてしまったようで、現時点で同チーム傘下のesprotsチームはゼロということになります。

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