先週開幕したSummer Showdown第1週のStatsLabデータがアップデートされました。今回のトーナメントから再びヒーロープールによる制限がないフリーピック環境となっています。
使用率10%以上を記録したのは18人で、同じくフリーピック環境で行われた前々回のMay Melee開幕週も10%を超えたヒーローは18人でした。
May Melee開幕週(4/16) Summer Showdown開幕週(6/25) |
SS開幕週でプレーしたチームは14チームということでまだ全チーム、とくにJune Joustファイナル3チームがまだプレーしていませんが、MM同様にかなりバラエティに富んだ使用率となっています。
ヒーロー単体ではラッシュとダイブコンプの両方で使われているDvaが唯一70%以上と突出しています。
パッチ1.60.1で弱体化されたザリアはMM開幕週比で約1/3に減少、同パッチで調整されたエコー、バティスト、マクリーに急激な変化は見られず、モイラとリーパーは使用率そのものが低いため現時点では誤差の範囲でしょうか。
May Melee予選 |
エコーは前回のJune Joust(予選+プレーオフ)から大幅に使用率が低下していますが(80.1>13.3%)、これはヒーロープールによる影響だったのか、ヒーロープールなしのMM予選とSS開幕週の使用率とを比較してみると、どちらも約13%とほとんど変わらず。
この間にエコーはULT終了時のヘルスとULTコストが弱体化されていますが、現時点でパッチナーフによる影響はOWLに関してはまだそこまで大きくないのかもしれません。
本来であれば予選とプレーオフを含めたMay Melee全体の使用率と比較してその変化を知りたいところですが、StatsLabの仕様では特定期間を狙って抽出することができないため比較できませんでした。
Summer Showdown開幕週で最も多かった構成トップ10です。チームファイト数は上から125, 94, 76, 46, 40, 40, 38, 37, 30, 29となっており、上位は大雑把にハルト/Dva/バティ/ルシオのラッシュ構成とモンキー/Dva/ブリ/アナのダイブ構成に分けられます。
一方でルシオ抜きのラインハルト構成にトールビヨンという今まであまり見ることのなかった異なるコンセプトの構成も登場しています。
you guys asked for a viewer POTM i’m just anticipating pic.twitter.com/Rq050zBVFj
— BackpackMatt 🦉 (@MattMersel) June 27, 2021
トールビヨンに関してはボストン(36.3%)とショック(29.3%)の運用が目立っています。ボストンのValentineは先週の試合で、タレットだけで10分あたり3.2Kダメージ/12ELMを稼いでいます。
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