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追記2:カリフォルニア州当局がActivision Blizzardへのセクハラ差別訴訟の適用範囲を拡大、当局に対する調査妨害も

Axiosのリポートによると、カリフォルニア州公正雇用住宅局がActivision Blizzardに対するセクハラ差別訴訟を女性従業員だけでなく、同社の非正規/派遣社員にも拡大適用を検討していることが明らかに。

同局はActivision Blizzardが組合潰しで知られるWilmerHale法律事務所を社内調査に採用したことや、被害を受けた従業員が当局に接触する前に会社側に話さなければならないとするNDA契約が調査を妨げ非協力的であると判断。

法律で保管提供が義務付けられている、従業員の苦情や調査に関する文書を人事部が破棄していたことも明らかになっている。

今回の訴訟範囲の拡大は同社の品質保証部門(デバッグやテスターなどのQAチーム)やカスタマーサポートに従事する非正規社員に対する低賃金、長時間労働、不安定な雇用形態に加えてトランスジェンダーの従業員に対する差別的な待遇が明るみに出たことを受けての措置。

ある匿名のテスターによると、社内には「誰もが羨むBlizzardで働けるんだからラッキーじゃないか」といった雰囲気が蔓延していたという。「現実には立場の弱い契約社員の健康や精神状態は配慮されず、常に笑顔を絶やさないことを期待されながら、気難しい上司に接しなくてはならない。この状況を根本的に変えるには会社の文化と責任ある人々の意識を変えるしかない」とKotakuに話している。

追記
Kotakuの取材に対してActivision Blizzardの広報は、同社が調査に不可欠な証拠物件を破棄した事実はないとカリフォルニア州当局の主張を否定している。

追記2

Blizzardの従業員である女性もAxiosの記事を裏付けるかのように、人事が訴訟関連の書類を破棄したと証言。

書類の内容が明るみなることで科される罰則よりも軽い罰金ですむことから、意図的に証拠を破棄したとして人事の行為を恥ずべきものであると糾弾。

現在の職場は吐き気を催す環境であり、強い口調で労働組合の結成を呼びかけています。

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