Activision Blizzardが連邦労働法違反で米大手の労組から提訴される


米国最大のIT労働組合であるアメリカ通信労働組合(CWA)が、Activision Blizzardが連邦労働法に違反しているとして全米労働関係委員会に提訴したことが明らかになりました。

件の不祥事発覚に伴い露顕した同社内での不公平な労働環境や差別に関連したもので、CWAは提出した訴状の中で、同社における従業員への高圧的な規則、発言、処分などが連邦労働法に違反していると非難しています。また、会社側が不当にスタッフに尋問したことなども記録されており、従業員に圧力をかけることで彼らが労働組合を組織することを阻んでいたと主張しています。

Activision Blizzardの従業員は労働組合には所属していないものの、CWAは同社の従業員の主張が確実に取り上げられるよう訴状を提出したと述べています。不祥事発覚後にストライキを主催したグループのABetterABKはCWAの協力の下提訴に踏み切ったことを明らかにしています。

この訴状が妥当なものであると認められ、和解が成立しない場合には行政裁判での審理を経て最終的には連邦裁判所まで争われる可能性もあります。

これに関連して、同社は不正の温床とされた人事部門の新たな責任者として、ウォルト・ディズニー社の元女性幹部を採用したことも明らかになっています。