「OWCS DreamHack Dallas Major」出場全8チーム短評

追記:オーバーウォッチリーグ:グラディエーターズを退任したDpeiコーチのAMAまとめ

本日グラディエーターズ退団が正式に決まったDpeiコーチがAMA配信を行っていたので、redditにポストされたそのまとめから興味深いコメントを紹介します。

Dpei AMA – Live Now on Twitch from
Competitiveoverwatch

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– Muzeのラインハルトがトップ層に比べ落ちることからラッシュ/ルシオ構成を諦めた。そのせいでMothはベンチに座ることになり、さらにKevとMirrorのメイもイマイチだった。

– 他チームのオファーは聞く用意がある。

– Mothと再契約しなかった理由は、チームがより安価でフレキシブルな選手を望んでいた。

※つまりFunnyAstroはMothよりもサラリーが安いということかもしれない。

– 退団したMuzeと改めて契約する可能性もあるが、彼だけにコミットするのではなく他の選択肢を残しておきたかった。

– 2019シーズンに所属していたPankerは一度もメンバーとプレーしたことがなくDpei自身も彼に会ったことがない。マネージメントの対応は曖昧でお粗末なものだった。

– グラディエーターズでプレーしていた頃のDecayはハードワークを怠っていた。

– チームからは明確に解雇やクビを宣告されたわけではないが、話し合いの内容は険悪なものであり、Dpeiが退団することで暗黙の了解がなされた。個人的な中傷も受けたが、彼らが言ったことの中には事実ではないことも含まれていた。何も知らされないうちに自分のメールにアクセスできなくなり、重要なドキュメントを転送する機会も与えてくれなかった。

– 元ヴァリアントのPacking10コーチのことは好きではない。彼がどういう人間かも興味はない。おそらくよいコーチではあると思うが、嫌な人間で自分にとっては取るに足らない人物。

※同じLAのライバルチームということもあり、以前からSNS上でPacking10コーチから嫌味などを言われていた。

– かつて所属していたFissureは有能なタレントをどう管理すべきかを教えてくれた(Fissureはプレーオフを前にチーム内の確執から出場を拒否)。Decayは才能がある故にうまくコントロールする必要があり、グラディエーターズではうまくいったが、その後に移籍したダラスは彼の管理に失敗した。Surefourとの間にも問題を抱えていたが、当時の自分はあまりよいコーチではなかったかもしれない。

– Mothは素晴らしい才能を備えており完成している選手だが、チームは彼を放出することで、よりフレキシブルで安価な選手を獲得できると感じていた。

– Skewedも非常に優れた選手であり、アシスタントコーチのFaceが優れたスカウトであることもあり、掘り出し物を手にすることができた。

– Crustyコーチはクレイジーな人間だが、彼のことをとても尊敬しているので是非彼の下で働いてみたい。

– Spaceはこれまで指導してきた選手の中で最もお気に入りの選手で精神面でも本当に特別な存在。普通は選手がコーチを見習いたいと思うものだが、自分もSpaceのような人間になりたいと思っているくらい大好き。仕事をする上で刺激を与える人物であり彼と知り合えたことに感謝している。チームにもともて良い影響を与えている。

– 過去に所属していたMTのLhcloudyやOgeよりもSpaceのオリーサのほうが上だった。

– Birdringを過去最高のウィドウメイカーだと考えている。エイムは最高ではないかもしれないが非常に賢い選手。今季限りで引退することは前もって知らされており、彼のためになんとしても優勝したかった。

– 上海からもし一人だけ獲得できるとしたらLip。

– Surefourは非常に頭の良いプレイヤーで直感的にプレーする選手だった。直感的にプレーする選手はそのプレーの背後にある思考プロセスを説明できないことがあり、彼らとの仕事が難しいこともある。しかし、それはコーチとして彼らの直感や本能を信じる必要があるということでもある。

– 選手に求める最も重要な資質はプレイヤーとしてのスキルであり、性格が良くて仕事をしたいと思う選手もいるが、重要なのはスキルであり、それ以外の問題に関してはマネージメントで解決することができる。

– コーチングに関してはあまり細かすぎることは選手には伝えない。マクロレベルの一般的な概要を説明することを好む。マクロ/戦略的なことに関しては自分でもベストコーチのひとりだと考えている。昨季と今季は自分が提案したガイドラインに沿って選手がより自主的に考えてプレーすることを奨励した。

– Mirrorはチームのリーダー格として、プレーはしていなくともチームのCountdown Cup優勝に大きな影響を与えていた。

– 選手は自分のことを頑固者と評価していたが、それは勝ちにこだわるからでもある。Crustyコーチも頑固と聞いたことがあり、おそらく勝利に対しては自分以上に頑固ではないかと思う。

– MoonとCrustyどちらが優れたコーチかは判断できない。どちらも正反対でまったく異なるスタイルを持っている。

グラディエーターズを心から愛しているあまり、いまはチームのロゴを見ただけで心が痛むと話していたDpeiコーチですが、AMA配信の最後には涙ぐむシーンも。

追記:

– ワシントンが今季調子が上がらなかった理由はコーチングに問題があったから。

– Birdringとならどんな場所でも仕事ができるだろう。彼が炭鉱夫として雇いたければ自分は働く。

– SkewedはOW1において世界最高のブリギッテ。


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