ウォールストリートジャーナル紙は、先週同紙からActivision Blizzard(ABK)社内でのセクシャルハラスメントや性的暴行の事実を黙認隠蔽したと報じられ、従業員及び株主から辞任要求を突きつけられたボビー・コティックCEOが条件付きで辞任を検討すると報じています。
Activision Blizzard CEO Bobby Kotick has told colleagues he would consider leaving the company if he can’t quickly fix its culture problems, people familiar with the discussions say https://t.co/acceDVKKKy
— The Wall Street Journal (@WSJ) November 21, 2021
これによると、同CEOは先週末に開かれたABK幹部との会合で、同社で起きている文化的な問題を迅速に解決できない場合、会社を去ることを検討すると伝えたとのこと。
早急に問題が解決できない場合と、条件付きながら辞任を示唆したコティック氏ですが、この会合では同氏が会社を去らなければ納得しない従業員がいるという事実をActivisionの重役から伝えたられたそうです。これを受けてコティック氏本人も現在起きていることについて恥じると共に問題の対処方法について謝罪を口にしていたとWSJは報じています。
ABKの株価は先週のWSJの暴露記事以降、14%以上下落しており、7月の不祥事発覚からは約30%減少しています。
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