『OWCS Asia Championship』出場全8チーム紹介

[オーバーウォッチリーグ] Midseason Madness グランドファイナル結果

Overwatch League

本日、OWL 2022シーズントーナメント第2弾となる「Midseason Madness」のグランドファイナルが開催され、WEST1位のサンフランシスコ・ショックと敗者復活から勝ち上がった2位のロサンゼルス・グラディエーターズが対戦しています。

まずは試合前に中国語実況で公開されたMidseason MadnessでのProperの圧倒的スタッツ。今大会ではあらゆるカテゴリで1位という破格のパフォーマンス。

1位になるようなスタッツを選んだ面はあるものの、ダメージとファイナルブローという重要項目でメタヒーローのトレーサー/ゲンジ/ソジョーン1位はさすがの一言3

※Properに対抗できるのはこのAIしかいない?

そのProper擁するショックとグラディエーターズの決勝はアッパーでの雪辱を晴らしたいGLAの3-0という予想外ともいえる一方的な展開に。

そんな悪い流れを断ち切ったのはやっぱりこの人。中盤以降ギアをあげてきたProperの活躍で反攻に転じるショック。

※グランドファイナルでまさかのナノビヨン

レイコーではソンブラ対策で投入したトールビヨンが見事に刺さり3-2とし、ショックファンにリバースの期待を抱かせます。

しかしながら、最終マップとなったドラドでは、C9が多発する今季を象徴するかのような呆気ない幕切れ。

ポイントを踏み急いだのかMikeyyが一人ダメージを受けて退く中、カートを飛び越してANSにブリンクで仕掛けるProperの動きを見ると、極限状態でのコミュニケーションエラーなどがあったのかもしれません。

試合は的確なヒール捌きとダーツでチームをサイレントキャリーしたShuがMVPに選出。トーナメントMVPは2度目。

頼もしさを増したエースKevsterと新人とは思えないReiner2人のハードキャリーに加え、好調時のフォームを取り戻したANSや大舞台に強く要所で光るPatiphanの活躍など、ProperとKiloに頼りがちなショックに比べ、グラディエーターズが総合力でまさった勝利といえるでしょう4

選手だけでなく、今季からヘッドコーチに昇格したFaceコーチやチームに新たな風を吹き込んだUnterらコーチ陣の存在も見逃せません。マップを終える度に各コーチが選手一人ひとりに声をかけて励ます姿も印象的でした。

これでグラディエーターズは前回Kickoff Clashに続くトーナメント2連勝、チーム初のタイトルとなった昨季のCountdown Cupを含めると、ポストシーズンを挟み3連勝となります。

次回ジャンカークイーン登場でメタの転換が予想される「Summer Showdown」トーナメントは来月11日に開幕します。

脚注:

  1. Spaceについて触れておくと、今大会通して出場したのは、記憶している限りでは2マップのみで、現状はサーキットロイヤルのシグマ専用機です。一時期過去のスキャンダルが取り沙汰されていましたが、それ以上にルーキーReinerが幅広いピックでMVP級の働きをしているのでおそらく今後も出番は少ないかもしれません。
  2. Spaceについて触れておくと、今大会通して出場したのは、記憶している限りでは2マップのみで、現状はサーキットロイヤルのシグマ専用機です。一時期過去のスキャンダルが取り沙汰されていましたが、それ以上にルーキーReinerが幅広いピックでMVP級の働きをしているのでおそらく今後も出番は少ないかもしれません。
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