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訂正:[オーバーウォッチリーグ] 今季のOWLグランドファイナル視聴者数が約40万人を記録、OWL初年度開幕以来の高水準に

Overwatch League
記事公開後にEsports Chartsのデータがアップデートされ、ピーク視聴者数が30.5万ではなく、約40万人であったことが明らかとなりました。

今季のオーバーウォッチリーグ・グランドファイナル決勝ダラス対ショック戦のYoutube視聴者数がピークで399,678人を記録したことがEsprots Chartsの集計データにより明らかとなりました。

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OWLは2020年からYoutube独占配信となったため、同プラットフォーム内のみでの数字となりますが、同日開催された公式ミラー配信などがこのデータに含まれているかは不明です。

OWLのピーク視聴者数が40万を越えるのは、2018年のOWL初年度開幕以来、実に4年半ぶりであり、2020年のTwitchからYoutubeへの移行後としては最も多い数字となります。

昨季グランドファイナルの134,320からは約200%近い増加、OW2ベータパッチが採用された今年5月の今季開幕比(121,227)では約230%もの伸びを示しており、OW2正式リリースがいかに視聴率の追い風となったかを物語っています。

尚、リーグ過去最高視聴率は、2018年Twitch配信時代のOWL初年度開幕戦のダラス対ソウル戦で437,006人を記録。以降リーグの視聴者数は右肩下がりで減少していくことにります。

昨日のグランドファイナルリポートにも書いたように、ダラス対ショック戦がリーグ史に残る素晴らしい試合であったことも今回の視聴率復活に大きく貢献していましたが、あえて厳しい見方をすればそれ以上に全35ヒーローのOWLスキンとOWLトークン放出が影響していたことも事実です。特に無料スキンの獲得手段に乏しい新規ユーザーが増えたことを考えると視聴報酬の効果はこれまで以上と考えるべきでしょう。

他のesportsタイトルと比べ決して観戦しやすいとは言えないOWの試合ですが、その魅力を視聴者、特に初めてOWLを観戦した人々に伝えきれていたかというと、その点に関しては大きな疑問も残ります。ゲームバランスや配信クオリティ含め、本当の人気復活に向けて残された課題は少なくありません。

OWLとYoutubeとの契約は今季が最終年となりますが、チャンネル露出度の乏しい導線や30時間もの視聴時間の進捗さえ確認できない不便なYoutubeのドロップシステムなど、リーグの台所事情を考えると放映権は無視できない要素とはいえ、ファンの多くが来季のTwitch復帰を望んでいることは言うまでもありません。

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