追記:[オーバーウォッチリーグ] Carpeのヴァロラント転向が正式発表―T1のヴァロラント部門に加入

Overwatch League

フィラデルフィア・フュージョンが所属するCarpe(韓国、ダメージ)の退団およびヴァロラントへの転向を正式に発表しました。

既に先月にはヴァロラントへの転向が報じられていましたが、今回のチーム発表で正式にOW引退とヴァロラント転向が決まったことになります。

T1ではコントローラーを担当?

新たな所属先となるT1は、フィラデルフィアを所有するComcastグループと業務提携しており、実質的なフィリーの運営組織となっています。また、コンテンダーズにもフィリーのアカデミーとして機能しているロスターを所有しています。LoL界のスーパースターFakerが所属するチームとしても知られており、先日開催されたLoL世界大会の「World」では準優勝を果たしています。

来季のヴァロラント・インターナショナルリーグ参加も決まっているT1には、既に同じくOWL出身のSayaplayerとMunchkinも所属しており、元リーガー3人が一堂に会することになります。

Carpeは言わずとしれたOW競技シーンを代表するレジェンドの一人で、OWL初年度から得意のウィドウメイカーやマクリーで多くのファンを魅了してきました。

契約最終年となる今季はMN3といった若手の台頭により、出場機会こそ大幅に減ったものの、レギュラーシーズン終盤にはチームのプレーオフ進出にも貢献しています。また、2018年にはOWLグランドファイナル進出とOWWC韓国代表としてワールカップ優勝も経験、リーグでも数々の大記録を打ち立てたまさにレジェンド中のレジェンドと言えます。

OWL入り以前には、BK Starsの一員としてAPEX Season 2出場経験もあり、その後は当時としてはまだ珍しかった海外移籍の先駆者として、単身渡米すると、DafranやSinatraaも所属していたSelflessやFaze Clanでの活躍で海外シーンにその存在を知らしめることになりました。

18~20歳が選手年齢のピークとされるOWLでは、先日24歳の誕生日を迎えたCarpeは既に峠を過ぎた感は否めないものの、プライベートではラディアントのラダー上位圏内も達成しているだけに、ヴァロラントでのさらなる飛躍も期待できるのではないかと思います。

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