[オーバーウォッチ2] リードヒーローデザイナーの質疑応答から今後の調整方針などが明らかに-新ヒーローのリリースプラン / GM帯で人気だったマーシー 他

Overwatch 2

本日配信されたシーズン2パッチにて各種ヒーローのバランス調整が実施される中、リード・ヒーロー・デザイナーのAlec Dawson氏からヒーローバランスに関するQ&Aセッションが行われました。

今後の調整方針や調整内容関するヒントについても明らかにされていたので、そのうちのいくつかを簡単にまとめました。

ここであげられている変更の検討や可能性は、必ずしもバランス調整やリワークを約束するものではないので注意してください。

– DPSパッシブの移動速度UPも消えたのでゲンジを元に戻しては?

どのような変更もその後元に戻す可能性はある。ソンブラとザリアは少し厳しすぎたかもしれない。ゲンジについてはまだどちらとも言えないが、パッシブ変更でどうなるか様子を見たい。もし影響が大きいようであれば、変更の一つを元に戻すかもしれない。

– キャスディについて。

指摘されたリボルバー、グレネード、ULTは似たような機能を有するので単調すぎるかもしれない。アビリティのリワーク案は多くあるが、最終的にはもう少しキャスにユーティリティ性能を持たせたい。

– 数多くバフされたドゥームに比べてクイーンのバフが少ない理由は?むしろナーフでは?

ジャンカークインのパッシブ強化は非常に大きい。より能力を発揮できるようになり倒すのも難しくなっている。この変更でまだ十分でないようであれば、もっと多くの変更を加えることになる。

Twitterスペースよりも先にパッチノートを公開してほしい。メリットが何ひとつない。

ご意見あがとう。チームにはそのように伝えておく。

– ホッグ、ソンブラ、ドゥームなど対峙して不快なヒーローについて。

尖った個性故にアビリティが他のものよりアンバランスをもたらすことがある。その場合は相応のリスクがあることを確認したいが、ソンブラのロケーターはリスクが十分ではないかもしれない。今のホッグは味方のクレンズがあるので、そのリスクは十分ではないと言えるかもしれない。将来的にはリスクとリターンの均衡をとるためにホッグのアビリティに目を向けるかもしれない。

– サポートの変更が少なかった理由は?

全体として見るといくつかのヒーローからサポートが圧力を受けていることが分かる。ソジョーンの変更がそれを軽減していることを願っている。今後もサポートへのプレッシャー軽減という目標達成のためにさらなる変更を加えることは厭わない。

– ULTチャージ30%保持でタンクのジャンケンメタが加速したが、これを廃止するつもりはないか?

確かにそのような疑問点はあり、30%は少し多いかもしれないが、その他の面では多くの点で上手く機能しているので、我々としてはピックの変更を奨励したい。トピックにはなるが現時点での変更は予定していない。

– デスマッチモードなどで体力UPしたタンクが強すぎる件について。

ロールキュー以外のモードでのタンクの変更、とくに増量された体力について検討している。シーズン3で何かよい変更ができればと期待している。

– ソンブラについて。

ソンブラの性能については単なる数字の調整か、より意味のあることを検討するかのせめぎ合い。少し時間はかかるかもしれないが、彼女に変更を加えるときには、バランス調整よりも大きなものにすることを目指している。

– ボールとブリギッテについて。

別のリプにもあるように、ブリギッテについては気に入った変更があるが、そのためのタイミングが必要(その他の開発部門にも依存する)。ボールの調整は今も優先上位にあり、近々いくつかの案を試してみるつもり。

– GMでの使用率が高いというマーシーについて。

最高ランク帯では使用率/勝率ともにマーシーがトップ3に入っている。ピックレートはGM帯でキリコ、マーシー、アナ、ルシオの順。指摘されているとおり、ソジョーンの影響があるのは間違いない(おそらくポケット役)。

– サポートロールのテコ入れについて。

短中期的にはサポートをより良くするために検討していることが様々ある(バランス、とあるシステムなど)。長期的にはさらなるサポートヒーローの追加を予定している。今後しばらくは、(リリースされる)ヒーロー4体につき、タンク1、ダメージ1、サポート2の割合になる。

※2023年内にはサポート2体、タンク1体がリリース予定(参照)。

– ブリギッテのULTについて。

ブリギッテのULTについてはデザイン的に気に入ったものもあるが、まだそのためのリソース(ビジュアルエフェクトなど)が必要で、変更に必要なスケジュールを考えているところ。

※ブリギッテのULTについては以前のQ&Aでも示唆されています(参照)。

– エクスペリメンタルモードについて。

エクスペリメンタルモード1復活は我々も望んでおり、コミュニティの協力も気に入っている。将来的に復活できればと思っている。

脚注:

  1. 無印時代にあったモードで、本実装を前提としない大胆でユニークなバランス調整を楽しむモード。ストリーマーやキャスターなどがコミュニティ代表として調整に参加することもありました。
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