NetEaseの契約延長申し入れ拒否により中国でのサービスが正式に終了したと主張するActivision Blizzardですが、この発表を受けてNetEaseはBlizzardの象徴でもある本社前に建てられたオーク像を破壊する映像を公開し、Blizzardの主張に対する抗議の意思を明らかにしています。
NetEastはサービス終了に伴い敷地内のBlizzardオフィスを解体。同社側の主張によると、Activision Blizzardの提案1は「無礼かつ傲慢であり、ビジネス的にも筋の通らない馬鹿げた提案」であったとBlizzardへの怒りを露わにしています。
ちなみに破壊後に配られた緑茶は、中国では「健全、純潔、伝統的であると見せかけながら、実はそうではない腹黒い女性」を指すスラングとのこと。
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こういったことがあるとBlizzardは新たな提携先だけでなく、中国当局からの印象も悪くなりそうですね。
oh so overwatch streamers can do an unranked to gm with no consequences but if i go into the little leagues baseball and destroy little timmy and the fellas with a perfect homerun streak im considered an asshole? give me a break.
— Frogger (@FroggerOW) January 18, 2023
ルシオゴッド配信者としてその人気を確立したFroggerさんがUnranked to GM2についてコメント。
OWストリーマーがUnranked to GMをやっても何も言われないのに、僕がリトルリーグのちびっこ相手に特大ホームランを連発して試合をぶち壊したらクソ野郎て言われるんでしょ?勘弁してよ。
OW2リリース時の開発チームの意気込みを聞いたときは、こういったグレーゾーンのU2GM問題にもメスが入るかと思いましたが、まったくそんなことはありませんでしたね。ローンチ直後に一時だけNecrosさんがサブ垢無双で暫定BANされてたくらいでしょうか。
Kragie、Necros、Skiesti、Metroのように普段からバランスやマッチングに不平を漏らしている配信者が、自らバランスを壊すようなことを平然とやっている現状はもはや滑稽としか言いようがありません。
I’m really sorry for this but I enjoy overwatch 😞
— Daniel Fenner (@DanielFenner) January 18, 2023
「本当に申し訳ないけど僕はOWをエンジョイしているよ」というOW配信者のDaniel Fennerさん。
これを書いている時点でのいいねこそ特別多いわけではないものの、ゲームに対する不満がSNSやフォーラムを賑わす中で、こういった貴重な意見も確かにあります。
各ヒーローごとにOW2で可能なグリッチ/エクスプロイトをまとめた動画。
無害なものからOOBエクスプロイトのようなものまで、いくつかブログでも紹介したバグやグリッチもあります。
これを見てはじめて知りましたが、OW1の頃からあるジブラルタルのソンブラのOOBエクスプロイトもまだ修正されずに残っているみたいです。
overwatch pic.twitter.com/0rswsW5uNM
— Frogger (@FroggerOW) January 18, 2023
オーバーウォッチを舐めてはいけない。
With these events, recycled skins from years ago, and balance changes. I’m scared for Overwatch’s future because I don’t think they care or even play their own game. I hope the PvE is insanely good (and not enjoyable for 1 week and everyone goes back to PvP)
— LG Jay3 (@Jay3OW) January 18, 2023
珍しくOWの将来についてネガティブな見解を示す人気OW配信者Jay3のツィート。
今回みたいなイベント、何年も前の使い回しスキン、そしてバランス調整。僕がOWの将来を心配するのは、開発チームがOWを大事にしたり、プレイしているとさえ思えないからなんだ。PvEがほんとうに素晴らしいデキになることを願っているよ(1週間遊んだら飽きてPvPに戻ってくるようなものではなくてね)
Does the OW balance team even play their own game?
— Kragie (@kragie) January 18, 2023
さらに同じく人気OW配信者のKragieからは、「開発チームはちゃんとOWをプレイしているのか?」というバランス調整に対するあからさまな批判も。
Comparison of previous Lunar New Year logins (Starting with Rat 2020). For newcomers who don’t understand the disappointment. from Overwatch
今年と過去3年の旧正月イベントのスタート画面の落差を比較した画像が話題に。
過去3年のイベントでは他のシーズンイベント同様に1週間でマッチ9勝分のポイントを溜めると(負けでも溜まる)、イベント限定の新作エピックスキンを解除でき、3週間のイベント期間中に3体のエピックスキンを解除することができました。
さらにイベント中のルートボックスからはイベント限定レジェンダリスキンもドロップするので、OW2スキン1体分のお金を出してルートボックスをまとめ買いすれば、手持ちのダストと合わせて大体ほしいスキンはすべて手に入れることができました。新作レジェンドスキンはイベントあたり3体はありました。
そういったこともあり、OW1のイベントはゲームモードこそOW2と同じく使いまわしで不満もありましたが、ユーザーのモチベーション自体は案外高いイベントでした。
一方でOW2のイベントはというと、ゲームモードや報酬内容もそうですが、普通に通常マッチで勝てばよかったOW1に比べて圧倒的に面倒な内容のチャレンジがユーザーのやる気を削ぐ結果になっているのかもしれません。