追記:[オーバーウォッチリーグ] ここ最近のOWL移籍情報

Overwatch League

ブログで記事にできなかったここ最近のOWLチーム移籍情報です。

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追記:
アトランタレイン

  • D0nghak(タンク、韓国)

コンテンダーズKRのTeam 815でプレイしていた17歳のD0nghakを獲得。

それ以前はTalon Esportsのメインタンクとしてプレイしており、昨年夏のトーナメントでは決勝でO2 Blastと対戦しています。

さらにそれ以前にはRunawayでもプレイしており、ここでも決勝でO2に敗れていますが、どちらも所属時に解散するという憂き目に遭ったものの、名門2チームのメインタンクを務めていたことからその実力は申し分ないでしょう。

KR選手らしくボールやウィンストンといったダイブが得意な選手ですが、昨年はドゥームやジャンカークイーンでもプレイしています。

尚、アトランタは来季に向けたスクリムを行う前から同選手をトライアルしていたそうで、唯一の欧米選手であるHawkのパフォーマンスに問題があっての獲得ということではないそうです。

チームが今季からKRロスターに移行したことで、おそらくはこのD0nghakが先発タンクとして起用されるケースが多くなると思われます。


ロサンゼルス・グラディエーターズ

  • Babel(サポート、韓国)
  • Kai(ダメージ韓国)

昨季アトランタでプレイしていたKaiと、2020シーズンにロンドンでプレイしていたBabelをコンテンダーズKR王者のO2 Blastから獲得。

LipやStalk3rといった大物に押し出される形となったKaiですが、いまでもリーグ有数のヒットスキャンとして期待できる選手のひとりです。昨季のPatiphanやHappyとして比較しても遜色はありません。

Babelはバジェットプレイヤーとの評価がもっぱらですが、昨季のO2で先発フレックスサポート(主にキリコ)としてプレイした実績を買われての獲得でしょう。

Shuと比べれば見劣りするのは確かですが、一度リーグから落ちた選手が再び這い上がることは並大抵のことではないです。FunnyLastroとの3人で使い分けて起用されることになるかと思います。

身売り報道もあったグラディエーターズですが、少なくともトップクラス以上を狙えるチームとしては恥ずかしくないメンバーを揃えてきたなという印象です。


サンフランシスコ・ショック

  • Junbin(タンク、韓国)

MAXに続きコンテンダーズ王者O2 BlastからJunbinを獲得。

両名とも先発タンクとして併用されていたことから、ショックでもMAXがオフタンク系、Junbinがメインタンク系ヒーローで起用されるものと思われます。

優勝を狙うという意味では昨季のタンク陣は物足りなかったのも事実ですが、この補強でほとんど非の打ち所がないロスターが完成しました。

ショックはこれで全員がアカデミーのO2 Blast出身選手ということになりますが、Heesangを除く5名は2021シーズンにO2で共にプレイしていたロスターメンバーとなります。


トロント・デフィアント

  • Wheats(アシスタントコーチ、米国)
  • NoHill(アシスタントコーチ、中国)

選手ではないものの、トロントはWheatsとNoHillという注目のアシスタントコーチ2人を招聘しています。

前者は来季トロントのロスターの前身とも言えるAmerican Tornado/Redbird Esportsの元ヘッドコーで、数シーズンに渡りコンテンダーズNA最強チームを作り上げた手腕が高く評価されています。

アシスタントコーチという立場ではあるものの、チーム内での影響力はかなり高くなるものと思われます。過去にはヴァンクーバーでのアシスタント経験もあります。

NoHillは昨季途中までヴァリアントを率いていたコーチで、同コーチもTeam CCで数シーズンに渡りコンテンダーズCNの王者として君臨し続けた実績が高く評価されています。欧米中心のチームで中国人の彼が起用されたのもその能力を高く買われてのことかと思います。

コーチ陣に関してはリーグ有数の陣容を誇ることになったトロントですが、船頭多くして…との諺もあるように、これらの優秀なコーチ陣をうまく活かすことができるかが、チーム浮沈の鍵を握ることになります。

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