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追記:[オーバーウォッチ2] Blizzardのアクティブユーザー数が-40%の大幅減少-2023年第1四半期決算報告

Overwatch 2

このほど公開されたActivision Blizzardの2023年 Q1決算報告によると、Blizzard Entertainmentの月間アクティブユーザー数(MAU)が、前期の2022年 Q4から大幅に減少したことが明らかとなりました。

Blizzard monthly players declined 40% after big spike for Overwatch 2 release – Dexerto

今年に入っての2023 Q1のMAUは2,700万となりますが、Blizzardの主力タイトルであるOW2とWoWの新拡張がリリースされた2022 Q4の4,500万から、僅か3ヶ月間で-1,800万(-40%)も減少しています。

OW2がリリースされた2022 Q4は、直近の2022 Q3(3,100万)から+1,400万の大幅な伸びを示していましたが、2023 Q1では一転、OW2やWoW新作リリースで増加した数以上のユーザーを失ったことになります。

この2,700万という数字は、2022 Q2時(昨年7-9月)と同じ水準ということになりますが、Blizzard全体のプレイヤーベースは、OW1末期とWoWのコンテンツ不足が深刻となっていた当時に逆戻りしたことになります。

今回の決算報告における同社のOverwatchの評価については、「オーバーウォッチのエンゲージメントはローンチ時と比較して緩やかになったものの、プレイ時間は無料化前の約2倍となり、2月に開幕したシーズン3では、前シーズンに比べプレイヤーの定着率も高く、プレイヤーの投資額(課金)も安定していた」と述べるにとどまっており、年内リリースが期待されるPVEの開発状況などについては特に言及されていません。

尚、同じく昨年CoD: MW2をリリースしてユーザー数を大幅に伸ばしたActivision側のMAUも、2022 Q4の1億1,000万から、2023 Q1の9,800万と大幅に減少しています(約-21%)。

注:NetEaseとの提携解消によりサービスが終了した中国でのMAUについては、以前から報告には含まれていないものと思われます。

追記:

エンゲージメントの大幅減こそあったものの、Activision Blizzard全体での純収益は前年比で25%増加しており、2023 Q1は2022 Q1の17億7,000万ドルに対して、23億8,000万ドルという同社の予想を上回る収益となったとのこと。

今回決算報告が早め公開された背景には、昨日報じられた英規制当局によるMS買収計画の阻止が、株価に悪影響を与えることを未然に防ぎたいとの思惑があるのではないかと見られています。

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