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[オーバーウォッチ2] 【公式】トールビヨン、シンメトラ、ソジョーン、ラインハルト、オリーサ、ゼニヤッタに調整予定、新ヒーローと新マップに関する新情報 他

Overwatch 2

本日、公式開発ブログが更新され、ディレクターのアーロンからフラッシュポイント、ミッドシーズンパッチ、新ヒーロー、今後のストーリー展開などについての説明がいくつかありました。

ディレクターの視点:フラッシュポイント、シネマティック、新ヒーローの登場

バランス調整に関しては、トールビヨン、シンメトラ、ソジョーン、ラインハルト、オリーサ、ゼニヤッタにミッドシーズンパッチで調整が入ることも示唆されています。

既に日本語公式ページも公開されていますが、以下その引用と短めにまとめた要約となります。

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  • 前回ライブ配信では、新ルールのフラッシュポイントは試合開始後最初のポイントはランダムでアクティブになると説明したが、最初のポイントは常に中央のポイントが選ばれる。

新マップ「ステヴァーサ」開発初期のスケッチ
  • タンクはJQの支配が終わりを告げ、ウィンストンやDVAが台頭
  • DPSはトレーサー、ハンゾーのピック率がゲンジやキャスディに抜かれる
  • サポートはライフウィーバーとブリギッテを含む構成が顕著に増加中
  • 今週微調整を実施したライフウィーバーは現在もソーンボレーの照準コントロールの向上を検討
  • ミッドシーズンパッチではトールビトンとシンメトラのタレットを弱体化させ、その他アビリティの性能向上
  • ソジョーンのレールガンによるメイン攻撃の拡散コントロール向上
  • ラインハルトとオリーサの前線維持性能向上、ゼニヤッタの不和の小規模弱体化
  • これまでに公開された多くの短編ムービーを繋ぐようなストーリーがPVE「インベージョン」の中で明らかにされる。またシーズン5中にもこれらを補完するムービーを公開。

“Solar Threading Ritual”なるソーラーパワーを彷彿させるコンセプトアート
  • 新ヒーローについてはそのシルエットからコミュニティのコンセプトアートが公開されていたが、非常に正確なデザインで驚いた。

以前紹介したファンメイドのコンセプト

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ディレクターの視点:フラッシュポイント、シネマティック、新ヒーローの登場

ディレクターの視点:フラッシュポイント、シネマティック、新ヒーローの登場

よろず情報ウィーク!

様々な事柄がコミュニティの話題にのぼっているようで、チームもワクワクしています。今週は、それらの各トピックについて簡単に触れていきたいと思います。

フラッシュポイント!

配信でフラッシュポイントについてお話しし、Twitterでそのデザインにまつわるポイントをいくつかご紹介しましたが、話だけではよくわかりませんよね。新しいステージを作る際のコツは、まずスケッチを描くこと。新たなゲーム・モードをデザインするプロセスの一部であるなら尚更です。

HQ.jpgこちらはフラッシュポイント製作最初期のスケッチです。スラヴァーサの最終レイアウトとは異なりますが(たとえばマップを二分する川は存在しません)、フラッシュポイントのマップデザインをうまく表現できていると言えるでしょう。それぞれのチームにリスポーン地点が2つずつ、X字状にポイントが5つ配置されています。インベージョンの情報公開配信で、マップの準対称性についてお話ししました。たとえばポイントBを見ていただくと、アリーナへの進入口はすべて対称に配置され、その形は一定の距離まで外側にも続いています。

フラッシュポイント情報公開配信では、試合開始後最初のポイントはランダムで選ばれるという点についてもお話ししました。実はこちらは変更され、最初のポイントは常にマップ中央のポイントとなります。

バランス!

今シーズンのゲームバランスは引き続き良好です。シーズン5において、タンク界におけるジャンカー・クイーンの支配的な治世が終わりを告げ、他のタンクに活路が開けました。ウィンストンやD.Vaが台頭してきています。ダメージ・ヒーローでは、トレーサーやハンゾーといった以前からの人気ヒーローのピック率がゲンジとキャスディに抜かれるといった変化が目立ちます。サポートでは、ブリギッテとライフウィーバーを含むチーム構成が顕著に増加しています。

今週初め、小規模なバランス調整アップデートを配信し、シーズン開始時にアビリティの大きな変更を行ったキャスディ、メイ、ライフウィーバーを微調整しました。キャスディの〈マグネティック・グレネード〉が若干容易に決まりすぎていた、ダメージと速度低下効果のトレードオフによりメイの性能が下がりすぎた、ライフウィーバーが大幅に強化されすぎた、といった問題が確認されたからです。現在も〈ソーン・ボレー〉の照準コントロールの向上について検討しています。

今後もミッドシーズン・パッチでヒーロー間バランスの調整が行われます。トールビョーンとシンメトラのタレット弱体化と他のアビリティの性能向上、ソジョーンのレールガンによるメイン攻撃の拡散コントロール向上、ラインハルトとオリーサの前線維持性能向上、ゼニヤッタの〈不和のオーブ〉小幅弱体化などがその例です。

シネマティック!

インベージョンのストーリー任務やその他で使われるシネマティックを多数製作しました。できる限り、プレイヤーからコントロールを奪うことなく、任務の中でストーリーを展開するよう努めています。任務中のゲームプレイを邪魔したくないからです。これらの任務では、ストーリーは次の二つの方法で語られます。一つは、任務そのものをストーリーテリングの中心に置くということ。各任務用に多数のボイス・ラインをレコーディングし、どのヒーローを選んだかによって、任務中の会話やサブストーリーが変化します。 第二に、各任務の最初と最後にシネマティックを配置し、ストーリーを大きく進める役割をそれらに担わせています。これらに加え、シーズン5では「オーバーウォッチ 2: インベージョン」にて語られるストーリーを補完するために他の要素も登場します。

オーバーウォッチの始まりとともに公開された「Are You With Us?」、Blizzcon 2019で公開された短編「Zero Hour」など、これまでに公開されたシネマティックの多くをつなぐ一本の糸。物語の中で、オーバーウォッチは何年も前に解散を余儀なくされました。オーバーウォッチのヒーローたちがどのようにして再結集したのか?その真相が徐々に明らかになってきています。次のシーズンのインベージョン・ストーリー任務は、それらの糸を紡いでいくこととなるでしょう。プレイヤーにおなじみのあのヒーローたちはどういう経緯でオーバーウォッチに?コミックシリーズ「新しい風」で仲間になった者たちと、キャスディは何をするつもりなのか?

今年後半以降に待ち受ける展開にどうぞご期待ください。インベージョンのストーリーに関係するものもあれば、そうでないものもあります。中にはまったく思いがけない、けれど最高にワクワクするようなものもありますよ!

新ヒーロー!

新ヒーローについて、今は多くを語れません…後日、「オーバーウォッチ 2:インベージョン」の配信前に正式に情報を公開します。ただ、チラ見せくらいはいいでしょう。6月前半、「彼女」のシルエットをご覧に入れました。するとたちまち、その姿を明らかにしようという動きがネット上で始まりましたね。あるファンによるコンセプトアートまで登場しました!そういった動きは予想していましたが、これほどまでに彼女の外見を的確かつ詳細に見抜くとは考えていませんでした。驚くべき推理力に敬意を表し、新ヒーローのバックストーリーに欠かせない一枚のイメージをお見せしましょう。さあご覧あれ!

   solar_ritual_04_EDIT.jpg

今週は以上です。今後、ストーリーをもっと 深掘りしたり、開発の様子をお伝えしたりといったことを予定しています。

それでは、ゲーム内でお会いしましょう!

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