本日の公式ブログにて、シーズン6でのアーマー軽減の仕様変更が告げられましたが、主にこの変更で影響を受けるタンクヒーロー5名の変更後におけるEHPの減少度が投稿されています。
Effective HP number changes
by u/ohmytermites in Competitiveoverwatch
尚、EHPはEffective Health Point(実質的なHP)を示しており、そのヒーローのHPを「0」にするまでに必要なダメージ量をあらわしています(詳しくはは過去記事参照)。
公式ブログによると、新たなアーマーの仕様では、これまで他のダメージ軽減アビリティと乗算されていたものが加算となりますが、アーマーとの重複についてはダメージカット上限50%が適用されることになります。
その結果、例えばフォーティファイであれば変更前はEHPが1485だったものが、1350となり、フォーティファイ使用時のEHPは9.1%減少しています。
ポストには記載されていませんでしたが、変更前後のダメージ軽減率とEHPの計算式は以下のようになると思われます。
変更前後のEHPの計算式については、別のポストでも説明があったので気になる方はそちらも参照してください。
- オリーサ(フォーティファイ)
ダメージ軽減率は変更前が1 – 0.5 * 0.7 = 65%、変更後はフォーティファイの50%
変更前EHP:(275 + 75) / 0.5 + 275 / 0.71 / 0.5 = 1485.7
変更後EHP:(275 + 275 + 1252 ) / 0.5 = 1350
計算式については私自身の解釈によるものであるため間違っている可能性もありますが、仕様変更後は50%上限が重複にも適用されることから、結果的にEHPが減少しています。
- ラマットラ(ブロック)
ダメージ軽減率は変更前が1 – 0.25 * 0.7 = 82.5%、変更後はブロックの75%
変更前EHP:450 / 0.25 + 225 / 0.7 / 0.253 = 3085.7
変更後EHP:450 + 225 / 0.25 = 2700
同様にラマットラのブロックも50%上限があるためアーマーは重複されず、仕様変更の結果12.5%もEHPが減少していることになります。
ただし、ラマットラについては、シーズン6でブロックのダメージ軽減量が増加4することが明らかにされていたので、この表よりはEHPが増えるものと思われます(ブロックの軽減率79%以上で変更前よりEHP増加)。
最終的にはシーズン6のパッチノートを見てみないとはっきりしたことは言えないものの、コンペサブでは、主にナノタンクの弱体化を意図した変更ではないかとの見方もあります。