追記2:[オーバーウォッチリーグ] フロリダ・メイヘムがWhoru加入を正式に発表

Overwatch League

フロリダ・メイヘムがコンテンダーズKRのO2 Blastに所属するWhoru(韓国、ダメージ)加入を正式に発表しました。

昨年上海ドラゴンズでプレーしていたWhoruは、一時はオープディビジョンでプレーしていたものの、今年7月にO2 Blastに加入しています。

O2 Blast加入後しばらくのOWL EAST Summer Stage前半ではメタに馴染めなかった時期もありましたが、メタが切り替わったノックアウトラウンド以降は得意のゲンジを武器に、ソウル・インファーナルを破るなど、チームのグループ決勝進出に貢献しています。

コンテンダーズチームは渡航ビザの関係から、来週開幕するOWLプレーオフ出場資格がなく、O2 Blastは今季最後となるコンテンダーズKR出場を棄権しているため、Whoruもチームの一時活動停止に伴い退団が決まっています。

OWL発足以前から世界最高峰のゲンジと評される同選手ですが、「ザリアパッチ」が採用されるプレーオフでは、ゲンジがメタの一角をなすと見られており、優勝を狙うフロリダにとっては、新たなメタを見据えた補強ではないかと見られています。

プレーオフ/グランドファイナルが開催されるカナダは、米国に比べてビザの条件が緩く、Fusion AcademyやNYXL時代の米国滞在経験とカナダではビザが認められやすい韓国出身プレイヤーということもあり、ビザ取得も比較的容易であったのではないかと見られています。

また、今季からシーズン中の移籍期限も一般公開された公式ルールには明記されていなかったことから、短期契約が導入されたことも含めて、契約のハードルは以前よりも低かったのではないかと思われます。

追記:

Yiskaによると、ルール上は8月20日までにOWLチームとの契約下にない選手については契約が可能であり、コンテンダーズチーム所属のWhoruとの契約はルール上問題ないとのことです。

ちなみに7月にチャージを退団した、同じくゲンジでの評価も高いChoiSehwanもOWLチームとの契約条件を満たしている模様。

追記2:

フロリダGMによると、今季のCheckmateはかけがえのない戦力ではあったものの、プレーオフはゲンジメタになる可能性があり、Checkmate含めてあらゆる変化に対応するために、世界最高のゲンジ獲得はチームにとって当然の補強であったとのことです。

Checkmateも個人的にはかなり優秀なゲンジだとは思いますが、Whoruはそれ以上ということでしょう。Whoruが加入することで、Checkmateがほかのヒーローに集中することもできます。

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