追記:[オーバーウォッチ2] KarQの「シーズン6 ミッドシーズンパッチ TOP500」ヒーローTierリスト(コメント付き)―ソンブラの低評価はEMPバグが理由

Overwatch 2
Image: KarQ

先日の別記事で紹介したKarQの「シーズン6 ミッドシーズンパッチ TOP500」ヒーローTierリストをコメント付きであらためて記事にしました。

KarQ本人も最近のティアリストにややマンネリを感じているのか、いくつかのヒーローについてはさらっと適当に流しているのでコメントも短めになっています。

尚、ソンブラの評価が低い件については、先日ブログでもお伝えしたEMPとペタルプラットフォームのバグにも理由があるそうです(9/20のパッチで修正された模様)。

単純な翻訳ミスだけでなく、筆者のゲーム理解度の面で間違いがある可能性もあるので、疑問な点があれば動画で確認してください。

S
  • オリーサ
    ミッドシーズンパッチでナーフされたが評価を下げるほどではない。対ザリアという意味ではザリアのほうがベターだが、全体としては現在もS評価に変わりなし。
  • バティスト
    リジェネ回復量がトータル100から80にナーフされたが、引き続きS評価。バティストメインの自分でもまだ過剰調整と考える。オリーサはじめ味方の地上タンクとの相性が良く、その他のアビリティも優秀。
  • キリコ
    個人的にはオリーサ、DVA、シグマ環境ではアナよりも気に入っている。ランクでもよく見かけるようになった。個人依存のナノブーストに比べてキツネラッシュはチーム全体の強みを活かせる。
A+
  • ザリア
    中間パッチのバフで評価を上げている。全体的にはまだオリーサのほうがベター(特にソロQ)で、ザリアの良さはマップに依存する。味方バリア強化によりリーパー、バスティオン、ゲンジとの相性がよくなり、特にザリア/リーパーが強力。
  • DVA
    非常に万能で多才なDVAはミッドシーズンパッチ後も多く見かける。引き続きA+評価が妥当。
  • シグマ
    オリーサを運用したくないなら、ポーク構成において素晴らしい選択肢。前環境でもよく見かけ、OWLではヌンバニ、ジブラルタル、ミッドタウンなどでも使われていた。得意なマップでは滅法強い。
  • アッシュ
    中間パッチのリロード強化により、以前よりも1発当たり25%速くなった。キル関与もしやすくなり評価を上げている。同じA+のDPS陣よりも若干ではあるものの良い選択肢。
  • ハンゾー
    ドラゴンサージというULTシナジーもあるザリア強化はプラスで、今回もA+評価。鬱陶しいストームアローといい、手数の多い火力は対オリーサにも有効。
  • ソジョーン/ソルジャー/トールビヨン
    トップ500帯でソジョーンは今でも素晴らしいヒーローでソルジャーやトールビトンも同様。
  • アナ
    味方オリーサやシグマとの相性ではバティストがややベターだが、引き続きA+評価の素晴らしいヒーローでS評価でもよい。強さに関わらず人気が高いヒーロー。
  • ルシオ
    オリーサラッシュでバティストやキリコのお供として上手く機能している。最近増えているJQとの相性もよく、シーズン6開幕の微バフによりプレー時間も増えている。
A
  • ドゥームフィスト
    シーズン6序盤は頻繁に見かけ今でもよく見るが、メタだからというだけで使うのではなく、多くのテクニックを修得するが必要ある。オリーサを無視してバックラインを狙うことができるが、それも相手の対応次第。
  • バスティオン
    ミッドシーズンパッチでナーフされた後もかなり強い。ただし、トップ500帯では対策しやすくヒットボックスも大きいためA+以上はない。低ランクでは鬱陶しい存在。対ウィンストンとしても有効。
  • エコー/ゲンジ
    エコーは引き続き手堅い良ピックでゲンジも同様。
  • リーパー
    リーパーのA評価に疑問を持つ人も多いが、ザリアの味方バリア強化でむしろ良い状況にある。前シーズンの評価はBでもよかったかもしれないが現状ではAが妥当。退屈なためトップ500帯では不人気。
  • トレーサー
    前回同じA+だったハンゾー、ソジョーン、ソルジャー、トールビヨンは中間パッチ後もよく見るが、トレーサーはあまり見なくなった。オリーサの増殖、苦手なソルジャーやトールビヨンの台頭などがその原因。ウィンストンとのコンビなら相手に脆弱なサポートがいたり、硬すぎるタンクがいないような状況では素晴らしいヒーロー。
  • イラリー
    前回評価のSは間違いなかったが、パイロンとシールド防御が可能になったULTナーフにより、もはやSではなくなった。ソロQでは強力なヒーローだが、A+でもなくA評価が妥当。
B+
  • ラマットラ
    今でもよいヒーローではあるが、オリーサ環境で対戦するのはやや厳しい。
  • ジャンカークイン
    見かける機会は増えたが、ザリア強化もあり特にザリア/アナ構成相手は辛くキリコが必要になる。同じB+のタンクよりはベターと考えるがそれ以上の評価を与えるには十分な根拠がない。
  • ウィンストン
    今でもアジアではよく使われている。適切なコンプとPS次第ではトップ500帯でも活躍できる。対ザリア構成との相性も悪くはなく対オリーサでは前線を無視してバックラインを狙える。
  • メイ
    ブロール構成では、そのシナジーから需要の多いヒーローで現環境向き。中間パッチのバフもあり引き続きB+評価。アイスウォールはザリアの分断にも有効。最近はランクでもよく見かける。
  • シンメトラ
    強いヒーローではあるが引き続きニッチなピック。マップに依存し前回ほどの強さはないのでB+に評価を下げている。
  • ウィドウメイカー
    距離減衰のナーフこそあれトップ500帯の優秀なヒットスキャンであればゲームを支配できる。
  • ブリギッテ
    ウィンストンが減った現環境ではピックする理由があまりない。トップ500で見かける機会は少なくライフウィーバーのほうが多いくらい。弱いわけではないが遠距離ポーク構成では価値を発揮しずらい。
  • ライフウィーバー
    個人的見解ではLWは良いヒーローであるとのスタンスは変わっていない。モイラより見る機会は多くB+評価が妥当。
  • マーシー
    アッシュのバフもあり、ポケット役マーシーの評価も上々。エコーマーシーや他のヒットスキャンのポケット役としても重宝されている。プロシーンではあまり見かけず、ランクではポケットを要求されるか他ヒーローへのスワップを迫られるかのどちらか。活きる状況と噛み合わない構成がある。
  • モイラ
    良いヒーローであり、ルシオとのコンビはどのラッシュ構成でもとても上手く機能する。高ランクではOTP以外で見かけることはあまりない。
  • ゼニヤッタ
    シグマとのポーク構成では素晴らしいが、それ以外での運用は厳しい。トップ500帯ではサーキット以外で見ることはあまりない。バティストとの相方として使われていたが、今はイラリーかキリコがその代わりとなっている。
B
  • ラインハルト
    同じような役割を担うラマットラに比べると評価はやや落ちる。同じくオリーサ環境では厳しい。
  • キャスディ
    悪くはないが距離減衰ナーフの影響は大きい。体力が増えたことで前線でグレネードを投げつけるなど積極的なプレーが可能になった。ニッチピック。
  • ジャンクラット
    とくに調整はなかったが、現環境でザリアのエネルギーにフィードしかねないジャンクはワントリック以外では見かけない。評価を落としたBが妥当。「ジャンク出せる?」みたいな状況にはまずならない。
  • ファラ
    ランクではまったく見かけなくなり評価を下げている。飛行系ならエコーがポピュラー。ワントリック専用か特定のシチュエーションでのみ需要あり。
  • ソンブラ
    シーズン6のナーフでULTの回転率が落ちたが、トップ500帯ではULTの先出しはとても重要であり、もっと評価は低くてもよかった。EMPの味方花弁破壊バグは修正されたが、それでもいくつかバグが残っている。敵LWがいるとEMPが機能しないバグがあり(参照)、彼女の価値も半減、LWがソンブラのビッグカウンターになっている(注:一旦はCに評価を落としつつ、開発の早急な対応が必要と考えている模様)。
9月20日配信のパッチでこの不具合は修正されたようです。
C
  • レッキング・ボール
    現時点での評価は平均以下。セットアップまでのダウンタイムが長いとその間に味方のバックラインが脅威に晒されることになる。
D
  • ロードホッグ
    対ボールの相性はとても良いが、ザリアやオリーサ相手にホッグを出さざるを得ない状況なら幸運を祈るしかない。現状ではこのままD評価が妥当。
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