昨日閉幕したBlizzConにて、シーズン10の新ヒーローとして明らかにされた「ヴェンチャー」ですが、既に何年も前から、その存在がゲーム内で示唆されていたことが判明した模様。
Venture, the season 10 hero, is already connected to OW lore!
byu/reV1___ inOverwatch
パネルディスカッションで公開されたコンセプトアートでは、左腕に↓のようなワッペンを巻いていたヴェンチャー。
実はこのワッペンとまったく同じマークが「ペトラ」のマップ内に存在していたことが、このほど有志の調査により判明しました。
ペトラはヨルダンに実在するペトラ遺跡を舞台にしたデスマッチ用のマップで2018年5月にリリースされています。
マップ内にあるテント、そしてテント周辺にあるパソコンなどのオブジェクト、上空に浮かんでいる気球にもこのマークが確認できます。
開発チームからは、ヴェンチャーが考古学者という設定が明らかにされており、このペトラマップには、Nachareon博士、Al-Hamadan、Hamid Faisal、Idannidisという4名の考古学者が発掘に訪れていたことが、マップにある端末情報から判明しています。この調査団はイリオスやタイでも活動していたようです。
Here's our first look at Venture gameplay in #Overwatch2 🪨 pic.twitter.com/TpKtnsR4qV
— Overwatch Cavalry (@OWCavalry) November 4, 2023
カナダ出身のヴェンチャーは、ドリルのような武器を使い地中に潜ることが可能ですが、当時からヴェンチャーというヒーロー像が存在していたかは定かではないものの、少なくとも同ヒーローが所属していた調査組織は、当時からゲーム内に存在していたことは確かなようです。
VENTURE HAS ENBY FLAG COLORS ON THEIR JACKET TOO pic.twitter.com/180Qqkp1IL
— Hazelet (@HazeletOW) November 3, 2023
ちなみに、ベンチャーはノンバイナリーなキャラクターであることも開発チームから明らかにされましたが、このワッペンのマークはイエロー/パープルのカラーリングが施されており、これはノンバイナリーのシンボルカラー「ENBY」フラッグと同じカラーリングです。
また、この幾何学的なマークの形は、発掘に用いられるスコップを模したものではないかと見られています。