[OWCS] Activision Blizzardのesports部門で約60名がレイオフ、SOEやMr. Xも犠牲に

Overwatch Champions Series

先日、正式に解散が発表されたオーバーウォッチリーグですが、同リーグのプロデューサー兼実況解説を担当していたMr. XことMatt Morell氏がBlizzardから解雇されたことを報告しています。

Uberの実況パートナーとしても知られるMr. Xですが、ここ数シーズンは裏方としても活躍しており、Blizzard社内では、先日発表された「Overwatch Champions Series」(OWCS)の起ち上げにも携わっていたとのこと。

さらに、OWL発足時から番組の顔としてホストを務めていたSOEこと、Soe Gschwind氏からも同じく、7年間所属したBlizzardから解雇されたことが報告されています。

自身の夢でもあったというBlizzardでの時間が突然終わったことを悲しみつつも、解雇の報告はある程度予想していたことをほのめかしています。

この他、OWLと同じくActivision Blizzardが運営するCDLのesportsチーム(主にオブザーバーと思われます)も双方合わせて60名のスタッフが解雇されたことが報告されています。

現在同社のesports部門には僅か12名ほどが残された状況になっているそうですが、解雇されたオブザーバーらは、先日開幕したばかりのCDL Boston Major終了数日後に解雇を告げられたとのこと。

いずれも先日のBlizzard社内における大規模な人員削減の一環と思われますが、OWLが昨シーズンを最後に終了し、新たに発足したOWCSがBlizzardから外部に業務委託されることを考えれば、仕方のない流れかもしれません。マイクロソフト自体がesportsに熱心ではないことはもはや周知の事実ですし。

OWCSは北米とEU大会、そしてメインイベントはFACEITが大会運営を担当することになるので、解雇されたタレント陣やスタッフも新天地での採用のチャンスがあるのではないかと思います。

尚、Urberはじめ、上記の2人を除く解説陣やタレント陣は、毎シーズンBlizzardとはフリーランスとして契約していたので、レイオフの直接的な影響はないと思います。彼らもFACEITと契約することで活躍の場を得ることができると思います。

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