[OWCS] Fearlessが正式に現役引退を表明

Overwatch Champions Series

OWLの上海ドラゴンズ、ダラス・フューエル、ヒューストン・アウトローズなどでプレーしたFearless(韓国、タンク)が正式に引退を発表しました。

本人のコメントによると、残念ながら兵役の問題が重なってしまい、このままプロキャリアを続けることは難しいと考えたそうです。

コメントでは、7年間自身を支えてくれたファン、チームメイト、コーチ、スタッフ、そしてオーバーウォッチへの深い感謝の気持ちを表していました。

一時はOWCSに参加するような動きもありましたが、時を同じくして現役引退を表明したProfitも話していたように、事実上プロチームがほとんどない韓国OWシーンの現状では、大会の賞金を頼りにキャリアを続けていくことは、彼らの年齢を考えるとリスクが大きいのではないかと思います。

OWL以前からプロキャリアを続けていたFearlessは、韓国の名門Element Mysticから上海の前身であるTeam CCに加入、シーン最強のウィンストンとして頭角をあらわします。

上海ドラゴンズではシーズン初年度に「0-40」というスポーツ史に残る黒歴史を経験した後、療養を兼ねたコンテンダーズ生活を経てダラスで復活。

2022シーズンにはダラスでリーグ優勝を経験し、昨シーズンもヒューストンの一員として2年連続のファイナル出場を果たしています。

当時ファンからは、不死鳥のように復活したFearlessをアニメの主人公に例えて賞賛する声が相次ぎました。

Carpe、Fleta、Profitらと共に、一時代を築いたGOATとして、OWプロシーンに名を残す選手といえるでしょう。

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