先日、海外ゲームメディアの「Kotaku」がオーバーウォッチのPvEモード開発中止の可能性を報じましたが、大手経済メディア「Bloomberg」も同モードのキャンセルを伝えています。
NEW: Behind the scenes on Overwatch 2:
– Devs got a stunning 0% of profit-sharing bonuses this month
– No more PvE
– But there’s optimism for the game’s competitive futureThis week’s newsletter: https://t.co/scxx6EA9Sk
— Jason Schreier (@jasonschreier) March 22, 2024
Jason Shreier記者によるリポートまとめ
昨年8月にリリースされたPVEパッケージ「インベージョン」の売上不振などから、オーバーウォッチ開発チームには、今年3月分のボーナスが支給されないことが告げられた(賞与目標達成0%)。
昨夏の時点で、それまでの業績不振を踏まえ、開発チームは何も受け取るべきではないと上層部から伝えられていたが、当初はその一部を会社が補填するという話だった。
Blizzardでは通常、その年の3月と8月にボーナスが支給されるが、ボーナスを受け取れないことは稀で、基本的には部門の売上に関わらず、会社全体の業績と連動してボーナスを受け取る。2023年は「ディアブロ」や「World of Warcraft」フランチャイズの売上が好調だった。
※BlizzardはRiot Gamesのような競合会社と比べて基本給が低く、その分をボーナスで補っていたと言われています。
今年1月には大規模レイオフの一環として、PVE部門の大部分の人員が解雇されたが、上層部からは同社が計画していた残りのPVEコンテンツを完成させる予定がなく、代わりにPVPモードを強化していく方針が告げられた。
Blizzard広報はこの件に関して、「こうした決定はコミュニティへの奉仕とフィードバックに基づくものであり、ゲームの将来にとっても良いことです」と述べ、同タイトルのプレイヤー人口が1億人に迫っており、OWの世界を広げる大小様々な新しい体験を模索していることを付け加えている。