オーバーウォッチ2で終わることのない議論のひとつでもある「5v5」対「6v6」のどちらを支持するかについて、OWキャスターで元リーガーのJake氏が自身のSNSアカウント上でアンケート投票を実施しました。
6v6 or 5v5?
— Jake (@jakeow) March 31, 2024
ポストには3万を越える投票が集まり、その結果は51.9対48.1という僅差で5v5派が勝利しました。
先日には5v5を支持する見解を示したJakeのアンケートだけに、別の形で同じようなアンケートを行えば違う結果になった可能性も十分考えられます。
DEBATE WITH @jakeow DONE
NOW VOTE
— Iron (@iron_overwatch) March 31, 2024
実際にこのアンケート前には「5v5対6v6」の公開討論が行われ、Jakeの相手を務めた6v6支持派のIronも同様のアンケートを実施。投票数は少なかったものの、こちらでは僅差で「6v6」が勝利しています。
このアンケートが行われた理由も、公開ディベートで両者の間で納得いく議論ができなかったこともあり、最終的にアンケートで決着をつけるという形になりました。
このように、決して終わりを見ることはないであろう「5v5対6v6」議論ですが、コミュニティの大雑把な構図としては、6人制支持はタンク、5人制はDPS、正直どちらでもよいと考えているのがサポートプレイヤーという図式になっているように見えます(雑すぎますが)。
ノスタルジーや偏見含めて様々な意見がある中で、ルシオの第一人者でもあるEskayさんの6v6に関するポストが注目を集めていました。
6v6 = infinite queue times, more rng praying you have tanks willing to swap/work with each other, less individual impact, etc. in a perfect world where people actually play tank and everyone does whatever they can to win, 6v6 might be better. But that world doesn’t exist
— eskay (@EskayOW) March 31, 2024
6v6=無限の待ち時間、互いに連携しピック変更を厭わないタンクを引くことを祈る、個人への影響力や負担が少ない等、誰もが勝つためにできる限りのことをする完璧な世界では、6v6のほうが優れているかもしれません。でもそんな世界は存在しないのです。
また、今回の公開討論後にJakeは以下のようなポストを投稿しています。
Current feelings/opinions about the 5v5 vs 6v6 debate:
– 5v5 fits better with the reality of the player base (tank less popular)
– Tank role has some design issues that need to be addressed to give tank players more freedom and playmaking potential to alleviate the pressure of…— Jake (@jakeow) March 31, 2024
5v5対6v6討論についての現在の感想/見解:
5v5は今のプレイヤーベースの実情に、より即している(タンクの人気が低い)
現在のタンクロールには、ソロタンクのプレッシャーを軽減し、タンクにより多くの自由とプレイメイキングの可能性を与えるために対処すべきデザイン上の問題がいくつかある(思いつくアイデアは、パックから得られるHPの増加、パッシブ回復の開始時間を速める、HPの一定%を越えるとアビリティのCD回復が早くなる等)。
DPSプレイヤーとサポートプレイヤーはカウンターピックにおいて、自分たちが重要な枠割を担っていることを認識する必要がある。ゲームがタンク中心で展開されるからといって、彼らが常にピックを変更しなければならないというわけではない。適切なDPSとサポートがいれば、ほとんどのタンクヒーローはどのようなマッチアップであっても勝つことが可能です。
少なくとも今はっきりしていることは、5v5が一定の成果を上げている現状で、近い将来6v6が復活する可能性はほとんどないということです。
正式実装は無理でもアーケードや実験的なモードで復活してほしいという意見は少なくありません。先日、コミュニティの間では「Overwatch 1 Emulator」なるワークショップが公開され話題になっていました。今でも6v6を愛しているプレイヤーは、このカスタムゲームを試してみるべきかもしれません(コード:KHTG0)。
可能な限りOW1最終バージョンのOW1を再現したワークショップで、1000人を越えるディスコードでは、ほぼ毎日のように6v6のカスタムマッチが行われているそうです。