[OW2] KarQのシーズン11版ヒーローTierリスト-ソジョーンの衰退、ファラとイラリーの繁栄

Overwatch 2

OWヒーロー格付けリストの海外大御所、KarQ氏によるシーズン11版ヒーローTierリストが公開されました。

前回のシーズン10版(6月10日)からはまだ1ヶ月経っていませんが、いくつかのヒーローでパワーシフトが起きています。

()はシーズン10の評価

S:
キャスディ(S)、エコー(A+)、ファラ(A+)、イラリー(A)

A:
マウガ(A+)、シグマ(S)、ウィンストン(A+)、アッシュ(A)、トレーサー(A+)、アナ(A)、キリコ(S)

B+:
レッキングボール(A+)、ベンチャー(B)、バティスト(A+)、ルシオ(S)

B:
DVA(A)、ジャンカークイーン(B)、ラマットラ(A)、ラインハルト(A)、ロードホッグ(A+)、ゲンジ(A)、メイ(B)、ソルジャー76(A)、ソンブラ(B)、シンメトラ(C)、トールビヨン(A)、ウィドウメイカー(B)、ブリギッテ(A)、ライフウィーバー(B)、モイラ(B)

C:
ドゥームフィスト(B)、ザリア(B)、バスティオン(B)、ハンゾー(B)、ジャンクラット(B)、リーパー(D)、ソジョーン(S)、マーシー(B)、ゼニヤッタ(C)

D:
オリーサ(D)

今回の評価で最も変動が大きかったのはS評価からC評価へと転落したソジョーンです。KarQ曰く、「C評価は早計かもしれないが、レールガンのダメージスケーリング23%減少は、3つの補填バフでは補いきれないほどの影響があった」としています。

そのソジョーンと入れ替わる形でS評価を得たのがファラです。KarQはファラをS評価にした理由として以下の要因をあげています。

  • リワークから4ヶ月が経過してプレイヤーが適応している
  • OWCSといった大会でプロによるお手本が披露されピック率も急上昇
  • アーマー仕様変更によりバーストダメージが間接強化された(対アーマー:84→115ダメージ)
  • タンクのヘッドショット軽減バフはHS攻撃を持たないファラに影響しない
  • 「ディレクターの視点」で判明したファラの勝率58%

KarQ曰く、「もうすぐナーフがくるかもしれないからファラメインは今のうちに楽しで」とのこと。

エコーをS評価にした理由についても、ファラに対抗できるヒーローであることをあげており、リワーク後のファラをマスターしてないプレイヤーにとっては、ファラミラーを挑むよりも効果的としています。

そのほか目立ったところでは、前回A評価だったイラリーですが、前回リストはS、A+、Aという階層だったので、実質2ティア上昇したことになります。

これについてKarQは以下のような理由をあげています。

  • 元々ヘッドショット1.5倍だったイラリーはヘッドショット軽減パッシブの影響なし(HS最低1.5倍保証)
  • アーマー仕様変更によりバーストダメージが間接強化された(対アーマー:HS約79→107.5ダメージ)
  • S評価のファラ、エコーに圧をかけられる数少ないヒットスキャンサポートのひとり
  • シーズン11で受けたアウトバーストやパイロンのバフ。パイロン変更1がソリストからチームオリエンテッドへと理想的なスタイル変更を促している。パイロン耐久力が上がり前線でタンクのポケットも可能になり、上記のアーマー仕様変更とHS軽減実質無効もあり、味方の対面タンクバトル勝利に貢献しやすくなった
  • ディレクターの視点で判明したイラリーの勝率55%。アーロンもパフォーマンスが大幅に改善したことに言及

そのほかのヒーローのコメントについては、最近はあまりTierリストの需要がないみたいなので、余裕があれば後日改めて記事にするかもしれません。

脚注:

  1. 1発ごとの回復量が30から40に増加
  2. イラリー自身にターゲティングした際の回復量が半減
  3. 最大ライフが100から125に増加
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