[OW2] ブリギッテとラマットラのアーマーにバグが判明、通常よりも多くのダメージを軽減していたことが明らかに

Overwatch 2

Redditユーザーの検証により、ラマットラとブリギッテのアーマーが通常よりも多くのダメージを軽減していたことが明らかとなりました。

Brig’s Rally armor is bugged, again! …and so is Ramattra’s Nemesis armor
byu/PatPatPatriq inOverwatch

この不具合が発生する2人のヒーローに共通しているのは、アーマープールが2つ発生する仕様にあります。

ラマットラは通常時で75、そしてネメシスフォーム時に300のアーマーが追加されます。ブリギッテは通常時で50、ULTで100のアーマーが追加されます。

検証によると、この2ヒーローは、最初のアーマープール(追加分)でのダメージ軽減量は通常どおりですが、2つ目のアーマープールになったときに実際よりも多くのダメージをカットします。

この動画ではソルジャーのライフル、トレーサーのパルスボム、そしてジャンクのRIPタイヤでダメージ検証を行っていますが、いずれも本来より多くのダメージを軽減していることがわかります。

尚、アーマーのダメージ軽減量はシーズン11の中間パッチで5から10にバフされています(上限50%カットは維持)。

  • ソルジャー vs ラマットラ/ブリギッテ

ソルジャーのライフルはアーマーによりダメージ19から9.5に軽減されます。

ネメットラの最初のアーマープール300を削り切るまではダメージは9.5入っていますが、2つ目のプールになると7.5ダメージに減っているのがわかります。さらにアーマーが減るとなんとダメージは4.75まで減っています。

同じくブリギッテも最初のアーマープール100が削り切るまでは9.5ダメージ入っていますが、2つ目になると7.5に減り、さらにアーマーが減るとこちらもダメージは4.75まで減っています。

  • トレーサー vs ブリギッテ

パルスボムは貼り付け時に5ダメージ、爆発で350入ります。

アーマーにより爆発ダメージは350から340、貼り付けは5から2.5に軽減されます。

こちらも本来なら爆発ダメージは340入るべきところ、218.75ダメージしか入っていません(貼り付け込みで221.25)。

  • ジャンク vs ブリギッテ

ジャンクのRIPタイヤはアーマーにより600ダメージから590に軽減されます。

こちらはなんと345ダメージにまで減っており、本来即死するはずのラリギッテ(350HP)がRIPせずにミリで生き残るという驚くべき結果に。

細かい計算式については省きますが、この不具合をまとめると以下のようになります。

アーマープールが2つ以上あるヒーローに発生するバグ(現状ではラマットラとブリギッテ)

1つ目のアーマープールは通常どおりダメージカットされるが2つ目からカット量が増える(二段階の軽減)。

さらに被ダメージが一つのアーマープールを一発で削りきってしまうような大ダメージは、残りダメージの全ては20ダメージを越えていたとしても半減する(パルスボムとRIPタイヤがこの事例)。

シーズン12での評価も高いブリギッテですが、OWCS大会などでも積極的に使われており、このバグもその強さに一役買っているのかもしれません。

ラマットラはシーズン11中間パッチの強化2日後に即ナーフされましたが(アーマー100>75、ライフ275>250)、このバグのせいで開発も調整を読み違えていた可能性があります。

OW1の頃にも、ブリギッテのアーマーがULTでスタックした場合、効果が重複していくバグがありましたが、今回の不具合もそれと同じような原理ではないかと思います。

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