海外メディア「Game File」のリポートによると、マイクロソフト社のXBOXを統括するフィル・スペンサー氏の内部メールから、同社のゲーム部門全体で約650人の従業員をレイオフすることが明らかとなりました。
Microsoft to cut 650 more gaming jobs
以下、このリポートのまとめになります。
今回の人員削減はマイクロソフトによる690億ドルのアクティビジョン・ブリザード買収に起因するものであると説明されており、1月にXBOXが行った1900人のレイオフと同様の理由。
「買収後のチームの構造を調整し、事業を管理する一環として、長期的な成功に向けて事業の編成をはかり、マイクロソフト・ゲーミング全体で約650の役職(主にコーポレート部門とサポート部門)を削減することを決定した」とスペンサー氏が社内メールで述べている。
情報筋によると、これらの削減のほとんどはアクティビジョン・ブリザードのサポート部門や関連企業に影響するとのことで、スペンサー氏もこれを示唆している。
1月のレイオフではプロジェクトがキャンセルされ、8月にはArkane AustinやTango Gameworksなどがのスタジオが閉鎖された状況とは異なり、スペンサー氏は「この調整の一環として、ゲーム、デバイス、ユーザ体験がキャンセルされたり、スタジオが閉鎖されるようなことはない」と強調している。
リポートを読む限りはゲーム部門の役職などは人員削減の対象外らしいでの、オーバーウォッチ2開発に直接影響するような心配はないのではないかと思います。
追記:
We loved working with Sydney on Overwatch. Blizzard’s loss can be YOUR gain! https://t.co/s7MoJ2MufX
— Gavin Jurgens-Fyhrie 💙 @gavinetc.bsky.social (@GavinEtc) September 12, 2024
TEAM 4(OW開発部門)直属ではないようですが、ストーリー・フランチャイズ開発(SFD)部門のスタッフも今回の人員削減により、2年間務めたBlizzardを去ることになった模様。