本日、同日開催となったOWCS JAPANとOWCS KOREAのグランドファイナル決勝は、それぞれLAZULIとTEAM FALCONSが見事優勝を果たしています。
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┗━━━━━━━━━━━━━━┛OWCS JAPAN Stage 2 優勝チーム!
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LAZULI vs NYAM GAMING戦は、NYAMが準決勝で絶対王者VARRELを3-1で降したことから、接戦も予想されましたが、最新メタのジュノ運用と練度で上回ったLAZULIが4-1で圧倒し、OWCS JAPAN初出場初優勝を決めています。
唯一落とした第4マップのルナサピでは、それまで出場機会の少なかったメンバーを起用したこともあり、実質的には4-0のストレート勝ちと言ってよい内容でした。
COG ZEROから始まってInvincible、Vesta Crew、INSOMNIAってずっと2位を取り続けてきたシルバーコレクターだった。今回Lazuliに拾ってもらって、やっと優勝できて死ぬほど嬉しい。
— LZ Leonopteryx (@Leonopteryx_) September 15, 2024
この日、タンクとしてチームを文字通り牽引しPOTMに選出されたLeonopteryxは、Connect Gaming、Invincible、Vesta Crew、INSOMNIAと、これまで所属したチームでは準優勝が続きましたが、悲願の初優勝を遂げ、シルバーコレクターの名を返上しています。
一方、準決勝のVARREL戦ではULT運用と練度で王者を上回るほどのパフォーマンスを見せたNYAMでしたが、この日は、Scarlettのフィジカルこそ際立っていたものの、これまでの戦いぶりから一変したような試合内容でした。慣れないオフライン大会ということもあり、本来のパフォーマンスを発揮できなかったのかもしれません。元チームメイトの盟友Leonopteryxとは対照的にNYAMのDaisyはまたもや準優勝という結果に終わっています。
NYAMは負けはしたものの、両チームともに9月27日に開幕するOWCS ASIA本戦へのチケットを既に手にしており、LAZULIの初戦は韓国3位のPOKER FACE、NYAMは同2位のZETA DIVISIONが相手となります。
OWCS KOREA|
2 Stages, 1 Champion
Team Falcons prove themselves to be the undisputed kings of OWCS KOREA!✨ #OWCS #OWEsports #오버워치이스포츠 #WDG pic.twitter.com/fjI4lpWjTk— Overwatch Esports Asia (@OW_Esports_Asia) September 15, 2024
OWCS JAPAN決勝の後に行われたOWCS KOREAのTEAM FALCONS vs ZETA DIVISION戦も予想外の一方的な試合内容となりました。
試合は序盤のソンブラ構成を除くと、主にメイ、アッシュ、ラマットラ、ジュノ、ブリギッテのミラーマッチが展開されていましたが、この構成はNAとEMEAのFACEITリーグでもメインの構成として運用されています。
POTMには新環境以降、調子をあげてきた大黒柱Properが選出されており、得意のオフアングルからキルを連発。アジア大会に向けて完全復活の兆しを見せています。
また、HanbinもラマットラでMVP級のパフォーマンスを披露していましたが、耐久力の高いヒーローの特性を活かしたGOATSスタイルの戦いはこのチーム、もっと言うとCrustyコーチが最も得意とする戦い方でもあります。
一方のZETAは、得意のサーキットロイヤルで意地を見せたものの、FALCONSの分厚くテンポの速いラマラッシュに最後まで自分たちのペースを掴むことができず、予想外のワンサイドマッチという結果に終わりました。
これでFALCONSはステージ1に続くOWCS KOREA連覇を達成。FALCONS対ZETAの通算成績は、ZETAの前身となるFTG時代も含めるとFLCの5勝1敗となります(ZETA以降は2勝1敗)。
来週水曜のミッドシーズンパッチではジュノの調整は予定されていないものの、前週までメタの主役だったDVAはナーフが予定されており、おそらくですが、ラマットラの環境入りの要因とされる、「アーマーバグ」についても修正が予想されているので、今月末に開幕するASIA本大会では、再びメタが大きく動く可能性もあります。
OWSC ASIAは9月27日から10月5日にかけて開催され、10月5日のグランドファイナル決勝は韓国の釜山で行われます。尚、大会はグループステージはなく、プレーオフはダブルエリミネーション形式で行われることになります。