昨日、刊行された著名ゲームライター、ジェイソン・シュライアー氏の著書『Play Nice : The Rise, Fall, and Future of Blizzard Entertainment』の記述から、過去に自動車メーカーのBMWがオーバーウォッチとオーバーウォッチリーグのスポンサードをオファーしたものの、当時の開発チームがこれを断っていたことが明らかとなりました。
Before #Overwatch2, Team 4 resisted commercialization at every turn 🛞
“We had a deal at one point for BMW to sponsor the game and the league, and BMW wanted to put a car in the game. Team 4 said no.” pic.twitter.com/WPmW8J4cSq
— Overwatch Cavalry (@OWCavalry) October 9, 2024
これによると、当時BMWはゲーム内に自社の車を登場させることを望んでいたものの、OWを開発するTeam 4はこの提案を断ったとのこと。開発チームはOWのゲーム以外の商用化には常に抵抗していたそうです。
OW2のポルシェコラボのようなものだったのか、ゲーム内にカーモデルをそのまま登場させようとしていたのかは不明ですが、OWの世界観を重視した当時の開発チームの理解を得られなかったのかもしれません。
ちなみに、OWL自体は発足当時はトヨタ、T-Mobile、コカ・コーラといった大手企業がスポンサーについていたことがあります。
このほか、同著書の中では、Walter Kongプロデューサーの下、モバイル版オーバーウォッチが開発されていた、または現在も開発中であることを示唆する記述を確認することができます。