昨日今日とNAでは、OW学生リーグ『Overwatch Collegiate Homecoming』の決勝が行われました。
先週のミッドシーズンパッチ以降、初の公式大会となりますが、元リーガーや現役プロも多数参加しています。
NAの最新メタがこちら
最新パッチで行われた現役プロ多数参加のNA学生リーグ決勝は全マップほぼこの構成でした(エコー↔️ゲンジ)
・オアシス
・スラバーサ
・ルナサピ
・シャンバリ
・アヌビス※今週末のOWCS Finalsは旧パッチ pic.twitter.com/yPrICDzxvl
— d3watch (@d3watch) November 18, 2024
決勝のイリノイ州立大学とウィンスロップ大学の試合では、ほぼ全マップでマウガ、リーパー、エコー、ブリギッテ、ジュノという構成が採用され、イリノイ州立大学(Red Birds Esports)が4-1で勝利しています。
この試合ではオアシス、スラバーサ、ルナサピ、シャンバリ、アヌビスという、平地マップがピックされたこともあり、局地的にゲンジといった他ヒーローもピックされてはいたものの、ほぼ全ラウンドで上記ミラーマッチが展開されました。
直近までNAではオリーサ構成が人気でしたが、ミッドシーズンパッチでマウガのオーバーランに強化が入ったことも影響しているのかもしれません。
一方リーバーとジュノに関しては若干のナーフが入ったものの、少なくとも競技シーンに関しては大きな影響は見られません。
Dominant performance by @FisherEsports! 😤
They take the series 3⃣ – 0⃣ and move one step closer to climbing out of the Lower Bracket #OWCH
🍿 https://t.co/yBM2YlS7Va pic.twitter.com/EEFgb067O1
— Overwatch Esports (@OW_Esports) November 17, 2024
同一カードで行われたアッパーファイナルのイリオス灯台やウォッチポイントでは、ウィンストン/トレーサー/アナ/ブリギッテといった定番ダイブ構成のミラーマッチも展開されており、結果的にピックされた平地マップの多さもNAのメタに色濃く反映されているのではないかと思います。
現状、競技シーンではジュノ構成に最も適したサポートとタンク、そしてそのタンクに合わせてDPSが選ばれているというのが専らの意見であり、タンクやDPSの顔ぶれこそ異なるものの、ミッドシーズンパッチ後も平地マップでは、ジュノを軸とした構成の優位性は変わりないようです。
この他、それより前に行われた中国の「Aurora Cup 2024」では、ミッドシーズンパッチを挟んだ後も上記とはまったく異なる、よりバラエティに富んだメタが展開されており、マウガメタが最適解かについては、まだ議論の余地がありそうです。
The #OWCSFinals will be played on today’s newest patch, which includes adjustments to Orisa, Ramattra, Wrecking Ball, Sombra, and Juno! Something tells us that there are at least a couple teams whose stonks are on the rise as a result…
Check out the full notes below 👇 pic.twitter.com/Dft8XcKcUy
— Overwatch Esports (@OW_Esports) October 29, 2024
尚、今週末22日に開幕する「OWCS WORLD FINALS」は最新パッチではなく、10月30日配信の旧パッチで試合が行われます。