[OW2] NA公式大会ではマウガが大暴れ、一躍トップタンクに急浮上

Overwatch 2

昨日今日とNAでは、OW学生リーグ『Overwatch Collegiate Homecoming』の決勝が行われました。

先週のミッドシーズンパッチ以降、初の公式大会となりますが、元リーガーや現役プロも多数参加しています。

決勝のイリノイ州立大学とウィンスロップ大学の試合では、ほぼ全マップでマウガ、リーパー、エコー、ブリギッテ、ジュノという構成が採用され、イリノイ州立大学(Red Birds Esports)が4-1で勝利しています。

この試合ではオアシス、スラバーサ、ルナサピ、シャンバリ、アヌビスという、平地マップがピックされたこともあり、局地的にゲンジといった他ヒーローもピックされてはいたものの、ほぼ全ラウンドで上記ミラーマッチが展開されました。

直近までNAではオリーサ構成が人気でしたが、ミッドシーズンパッチでマウガのオーバーランに強化が入ったことも影響しているのかもしれません。

一方リーバーとジュノに関しては若干のナーフが入ったものの、少なくとも競技シーンに関しては大きな影響は見られません。

同一カードで行われたアッパーファイナルのイリオス灯台やウォッチポイントでは、ウィンストン/トレーサー/アナ/ブリギッテといった定番ダイブ構成のミラーマッチも展開されており、結果的にピックされた平地マップの多さもNAのメタに色濃く反映されているのではないかと思います。

ただし、TOP500ではそのNAでも強化後のマウガは最下位

現状、競技シーンではジュノ構成に最も適したサポートとタンク、そしてそのタンクに合わせてDPSが選ばれているというのが専らの意見であり、タンクやDPSの顔ぶれこそ異なるものの、ミッドシーズンパッチ後も平地マップでは、ジュノを軸とした構成の優位性は変わりないようです。

中間パッチ当日の試合で海賊団はボールとゴリラをメインで運用

この他、それより前に行われた中国の「Aurora Cup 2024」では、ミッドシーズンパッチを挟んだ後も上記とはまったく異なる、よりバラエティに富んだメタが展開されており、マウガメタが最適解かについては、まだ議論の余地がありそうです。

尚、今週末22日に開幕する「OWCS WORLD FINALS」は最新パッチではなく、10月30日配信の旧パッチで試合が行われます。

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