[OWCS] NA王者Toronto Defiantの来季は不透明?Mer1tやコーチら複数メンバーがLFT

Overwatch Champions Series

OWCS NA王者のToronto Defiantを所有するOverActive MediaのAdam Adamou CEOから来季に関するポストが投稿されましたが、その発言内容からファンの間では様々な憶測が広がっているようです。

Toronto Defiantファンのみなさんへ簡単な近況報告です:

我々はまだオーバーウォッチにおけるチームの将来について最終的な決定を下していません。esportsとしての持続可能性とBlizzardおよびTeam 4(開発チーム)から提供されるサポートが重要になってきます。

OverActive Mediaは2024年にこれまでで最高の年を迎えています。ヴァロラント、LoL、CS2、Call of Dutyのプロシーンで世界的に活躍するチームを擁し1、オーディエンス、収益、エンゲージメントは成長し、真のグローバルesportsチーム組織となりました。

OWCSに関しては、Blizzardが強力で財政的に持続可能なトップティアのエコシステムを構築するための取り組みを評価しています。オーバーウォッチはトップティアに相応しいものであるべきで、それ以下はあり得ず、明確で持続可能な計画を期待しています。

我々はプレイヤー、ファン、パートナーを尊重しながら、組織の長期的な健全性を確実にするための決定を下すことに引き続きコミットしていきます。

今後については、おそらくですが、続報をお待ちください。

先日のOWCS Finalsでは元世界王者のCrazy Raccoon相手に2度のストレート負けを喫し3位に終わったToronto Defiantですが、再契約の道は残されているものの、Mer1t、Rupal、Vega、そしてCasoresコーチが契約満了に伴いLFTを出しています。

SomeoneとFinalsのチームMVPとも言えるSugarfreeに関しては、現時点でLFTは出されていませんが、同CEOのコメントを見る限り、彼らとの契約更新も来季の活動継続が決定するまでは保留ということかもしれません。

OWCSでは来シーズンから、Blizzardによる様々な支援やチームスキンなどで収益を得ることができるパートナーシッププログラムが実施されますが、この選定枠に入ることができるチームは全地域で9チームのみです。

今回のCEOのコメントはこれを意識したものと見られており、Blizzardとの交渉をより有利に進めたいという思惑があるのではないかと見られています。

脚注:

  1. ヴァロラントではMoviestar、LoLとCS2ではMADLions、CDLではToronto Ultraを所有
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