元Blizzard CEOのマイク・イバラ氏が、リリース目前となったMarvel RivalsがOverwatchのコピーであるとの批判的な発言をポスト。一方でその軽率な発言にコミュニティノートが付けられるなど波紋を呼んでいます。
明日、「Overwatch Marvel Rivals」がリリースされるようです。中国でリリースされるHZD(Horizon Zero Dawn)の明らかなコピーであるLight of Motiramのようなものです。キャラクター名もそうです…OWのウィドウメイカーとMarvel Rivalsのブラック・ウィドウ(笑)。NetEaseとTenCent…全部同じですよ。
その後、このポストには以下のようなコミュニティノートがつけられ、その軽率な発言に批判が集まっていました。
ナターシャ・ロマノフ、別名ブラックウィドウは、1964年にコミックデビューした人気のあるマーベルヒーローです。オーバーウォッチやウィドウメイカーが作られる50年以上前のことです。投稿者は誤った情報を広めています:
リプ欄では「オーバーウォッチへの無用な風当たりを強くするだけ」などの批判を受けて、その後、イバラ氏はこのポストを削除しています。
Black Widow being the Widowmaker of Marvel Rivals is so on brand pic.twitter.com/DCoeNi4f7K
— PridefulSin🫧 (@ReignOfPride) December 3, 2024
このコメント自体がそもそも皮肉だったのではないかとの意見もありますが、Marvel RivalsにはいくつかのヒーローのアビリティにOWとの共通点があることも事実です。
Marvel Rivalsのブラック・ウィドウはウィドウメイカーと同じグラップリングフックを駆使するスナイパーとして登場しますが、そもそもブラック・ウィドウは原作でも過酷な訓練を受けた「元KGBのスパイ」にして「暗殺者」という設定で登場しており、ウィドウメイカー自体が彼女を意識してデザインされたとも言われています。
とはいえ、アビリティやキャラクターの類似性はこれらのゲームに限ったことではなく、どのゲームにも少なからず類似性は認められます。イバラ氏としては、元々Blizzard在籍時に因縁のあったNetEase開発のゲームということもあり、何かしら想うところがあったのかもしれません。
尚、Marvel Rivalsを開発したNetEaseは、中国現地でOW2のサービス展開も予定していますが、Blizzardとの提携再開後、今夏にはサービス再開との話があったものの、現時点ではまだその時期は未定となっています。
追記:
マーベル・ライバルズはULTボイスの日本語訳までOWに似ている模様
「蝶の舞を喰らえ!」 pic.twitter.com/c6IYz2IGbe
— d3watch (@d3watch) December 6, 2024
さすがにここまで似てると偶然とは言い切れないものがありますが…