先日まで韓国の海賊団の一員としてプレイしていたMN3が、本日、自身のディスコードにて、兵役に従事するために現役から退くことを明らかにしています。
MN3 is retiring to go to military service
byu/AmeteurElitist inCompetitiveoverwatch
以下は、ディスコードのコメント全文となりますが、韓国語を機械翻訳しているため、実際の内容とはニュアンスなどが異なる場合があります。
多くの方がこの知らせに落胆するかもしれませんが、わたしはこれから軍隊に行くことになります。招集を受けたからでななく、おそらく自ら志願して2月に入隊する予定です。
わたしは2022年からオーバーウォッチのプロキャリアをスタートし、そのときからずっと応援してくれた皆さんのことを覚えています。OWLで思うように活躍できず、自分では納得のいかないパフォーマンスで落ち込んでいたときも、みなさんはいつもわたしを応援し試合を見てくれました。
皆さんの応援のおかげで、本当にすばらしい時間を過ごすことができたと思います。わたしがオーバーウォッチに復帰すると発表したときに喜んでくれた人が多かったことも知っています。
だからこそこのニュースを伝えるのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。兵役から戻ってきた後のことはまだ決まっていませんが、esportsに携わり続けたいという強い気持ちはあります。
本当にすべてのことに感謝しています。「ユン・ジェヒ」という無名だったわたしがこれほど多くの注目を受け、ゲームをプレイできたことを本当に嬉しく思い感謝しています。
またいつかどこかでお会いできる日が来たら、その時に再会しましょう。本当にありがとうございました。
2019年から小規模な大会に出場していたMN3は、2022年に伝説的なチームElement Mysticの最後のメンバーとしてコンテンダーズKR大会に出場し、本格的なプロキャリアをスタートさせています。
その後加入したT1で頭角を表すと、当時からチームメイトであったZestと共に翌年にはそのT1が運営するOWL Philadelphia Fusionに昇格しOWLデビューを果たしています。
PhillyではあのCarpeから先発の座を奪うなどの華々しい活躍を見せ、リーグ最強のスナイパーとしての地位を確立。Phillyの後身となるSeoul Infernalでもその名に恥じないパフォーマンスを見せ、OWL解散と共にヴァロラントへの転向を果たしています。
2024年9月には再びOWシーン復帰を表明し、11月にかつてのチームメイトが集う海賊団に加入。すでに大会が終了していたためOWCSでは出場機会こそありませんでしたが、自身最後の大会となった昨年末のSoop Cupでは得意のウィドウメイカーで現役最強の名に恥じない存在感を放っています。
大会終了後に海賊団が事実上解散した後はLFTを出してましたが、OWCSステージ1の登録締め切りから1日が経った今日、現役引退を明らかにしています。