[Marvel Rivals] ムーンナイトの「ULTダメージ2倍」バグは開発が意図したものであったことが判明、その隠された仕様とは? 

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先日、公式記載よりも2倍も多いダメージを与えていることが話題となったムーンナイトの「コンスの拳」ですが(関連記事)、実はこれは開発が意図した仕様であり、このダメージが2倍になる仕組みを解明したポストが話題となっています。

How Moon Knight Ult Actually Works with Proof
byu/TheSchwars inmarvelrivals

  • 黒円:ULT全体の範囲(視認可能)
  • 青円:爪の着弾範囲(視認可能、75ダメージ)
  • 赤円:爪が着弾する度に発生するダメージエリア(視認不可、75ダメージ)

これはコンスの拳(爪)のヒットボックスを示したものですが、実はムーンナイトのULTには、爪が着弾する度に中央に目に見えないダメージエリア(赤円)が発生するという仕様があり、これが「ダメージ2倍」の原因であることが判明しました。

爪は3つある着弾地点を時計回りに順番に落下し、着弾地点の青円には1円あたり5つ(最後だけ4つ)、合計で14個の爪が降ってきます。

ULTエリアの中央近くにいる場合、青円の爪と目に見えない赤円の両方のダメージが重複するため、これがバグとして認識されていたようです。

補足すると、他の青円の範囲外にいる場合でも、爪が着弾する度に発生する赤円のダメージを受けます。

これらのサークルが生み出すゾーンには、以下のように、「A、B、C、D」4つのパターンがあり、パターンごとに受けるダメージ量が違います。ULTの範囲内のどこにいるかでダメージ量は大きく異なります。

3箇所の着弾地点を一周するあたりのダメージ:

A:0ダメージ

B:75ダメージ(青)

C:300ダメージ(75(赤) + 75(赤) + 150(青赤))

D:375ダメージ(150(青赤) + 75(赤) + 150(青赤))

ちなみにULTのど真ん中で留まっていた場合は、一周450ダメージ、ULT全体で最大2100ダメージ受ける可能性があります(150 x 14)。

赤円のダメージ発生がバグであれば、先日の不具合修正パッチで修正されているはずで、開発に修正する意思がないとなれば、これは仕様であると考えて間違いないでしょう。

バグというよりは公式ページのアビリティ説明が不十分であったことがそもそもの原因ではないかと思われます。

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