[OW2] 開発者がヒーローBANの詳細を説明―OTPのターゲットBANは不可、全ランクでBANシステムを実装 ほか

Overwatch 2

開発スタッフのガビン・ウィンター氏が本日のライブ配信イベントにて、シーズン16でのランク導入が明らかになったヒーローBANについて詳しく説明していたので、以下、そのまとめになります。

Hero ban details from Spilo’s interview with Gavin Winter
byu/SonOfGarry inCompetitiveoverwatch

ヒーローBANのスピードを優先するため、BANフェーズは1ラウンドのみで、20~30秒程度

各チームごとに2つのBANピックを所有している

各プレイヤーは最大3名のヒーローをBANしたい優先度順に選択。BANフェーズが終わるとこれらの投票を基にチームごとにBANされるヒーローが決定(最両チーム合わせて最大4ヒーロー)

必ずしもBANしたいヒーローを3人選択する必要はなく、0~3名の間で選択可能

もし投票の結果BANが同数引き分けになった場合はタイブレイカーシステムが発動する(おそらく抽選)

BANフェーズ前にプレイヤーがプレイしたいヒーローを味方チームに示せるシステムを検討中(マーベル・ライバルズのように決定前の選択ヒーローがわかるような方法)

ウィンター氏は冗談で「チームから弱いと見なされているヒーローを使いたいと伝えたら、そのヒーローがBANされるかもしれませんね」と回答

両チームが同じヒーローをBANすることはできない。その場合は、そのヒーローへの投票数が多いチームがBANしたと見なされ、相手チームから次に投票数の多いヒーローがBANされる。この選択は即座に実行されるが、裏では複雑な処理が行われている

BANフェーズ中はテキストチャットとボイスチャットが有効になる(おそらく無効にしていた場合でもということかと)

このBANシステムを悪用する方法はないと考えている。そのことについてはこれまで何度も繰り返し考えた

BANシステム自体はまだ開発中で完成はしていない

BANを決定する前にマップが表示される

BANフェーズ中は敵チームのメンバーを確認することはできない。これはターゲットBANを回避するため(例:Froggerさんのルシオやコロコロさんのトールビヨン)

ターゲットBANについては、ヒーローBANは強力なヒーローに対して実行されるべきで、特定の人に対する攻撃などに使われるべきではない。OPまたは煩わしいヒーローをBANし、OTPをターゲットにするべきではない

プレイヤーの投票が足りない場合は、BANされるヒーローが4人に満たないこともある

ヒーローBANは全てのランク帯で実装される。低ランクだからといってBANできない理由はない。ブロンズプレイヤーがBANの選択を誤ったとしても、間違っているままにしておくべき

開発チームは地域、プラットフォーム、ランクなど様々な角度からヒーローBANを分析する予定

各ロールにつきBANされるのは2名が上限。タンクとサポートのヒーロープールが少ないためで、同じロールから2名以上が上位BANピックされた場合は、それ以降は同ロールのBANはスキップされ別のロールの上位投票ヒーローに移る

強さに関係なく鬱陶しいヒーローをBANする人もいると思うが、そういったプレイヤーはランクが下がるケースもあるかもしれない

BANメタ(BANの結果発生するメタ)に関しては少し心配しているが、以前考えられていたよりはずっと起きづらいと思う

BAN開始前にマップを表示するのは、マップ次第でBANヒーローを選択させることも狙いのひとつ

ヒーローの勝率はマップによっては±10%ほどの変動が出てくる

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