[OWCS] OWCSを運営するESL FACEITグループが小会社のレイオフを実施

Overwatch Champions Series
Image: @TEAdvocated

海外メディア「Esports Advocate」によると、ESL FACEITグループ傘下のEsports Engineが現在レイオフに直面していることが明らかとなりました。

リポートによると、同グループのepsorts制作部門を担うEsports Engineでは、バーバンクオフィスの従業員約20~30名の大半を占めるスタッフのレイオフが進行中とのこと。

同グループは昨年から続く事業再編の一環として、全世界で従業員15%の削減(約250~300人に影響)や一部部門の閉鎖を発表しています。

株式の100%を保有するサウジアラビア政府関連企業のSavvy Gamesグループは、年末までに黒字化を達成するよう経営陣に迫っており、今回のレイオフは収益改善に向けたコスト削減と見られています。

ESL FACEITグループでは、esportsプラットフォームのFACEITがOWCS NA/EMEAを運営しており、イベント運営部門のDreamHackがOWCS MAJORなどの世界大会を開催していますが、これらはすべてBlizzardとの業務提携に基づき行われています。

現時点ではFACEITやDreamHackでは直接的な人員削減は行われていませんが、今後の情勢次第では、将来的にBlizzardとの契約やOWCSにも少なからず影響を与える可能性もあります。尚、OWCS ASIAに関してはWDGが運営を担っているため、現時点で直接的な影響はないものと思われます。


また、これに関連して、かつてOWL界隈で名を馳せたリーカーのSlasher曰く、現在多くのesportsチームが大金をつかむべく、Marvel Rivalsのepsotsシーン参入に向けて動いており、これまでOWLで活躍した元OWプロや将来有望な韓国人プレイヤーなどの登場が期待できるだろうとのこと。

ヒーローシューターとして大きな成功を収めたMarvel Rivalsですが、どちらかというとカジュアル志向の強いゲームでもあり、現時点では公式大会の視聴規模はそれほど大きいわけではありませんが、プレイヤーベースは日に日に拡大しており、既にNAの人気チームであるSentinelsやEUのVirtus. proも参入を表明。前者は人気ストリーマーのShroudがチーム結成を主導しており、後者はSparkrやNevixといったリーガーも所属しています。

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