国内を拠点にするEsportsオーガニゼーションのZETA DIVISIONが、「EWCF Club Partner Program」に参加したことを発表しました。
ZETA DIVISION officially joins the EWCF Club Partner Program🫶⚡️⚡️#EWC#EsportsWorldCup pic.twitter.com/t8gLUNKDxL
— ZETA DIVISION (@zetadivision) March 17, 2025
EWCF Club Partner Programは昨年よりサウジアラビアのEsports World Cup Foundationにより設立された、Esportsクラブのインフラ構築を促進するための先進的なイニシアチブです。
各地域のEsportsチームがより多くのゲームに投資を拡大し、世界中のアスリートにキャリアの機会と競争力あるサポートを提供することを目的としています。パートナーチームには最大で100万ドルの資金援助も提供されます。
昨年夏にリヤドで開催されたEsports World Cupでは、同プログラムに選定された30チームがOverwatchをはじめとした様々なゲームタイトルでハイレベルな戦いを繰り広げています。
ZETA DIVISIONは昨年のEWCにOverwatch部門などが参加し、同部門ベスト4という好成績を収めていますが、今年からはパートナーチームとしてEWCに参加するものと思われます。
現時点で今年のEWCは、今夏に昨年と同じサウジアラビアのリヤドで開催ということだけ決まっていますが(昨年は8月開催)、今年はOWCSステージ2の世界大会となる「OWCS Midseason Championship」が7月にリヤドで開催されます。
We’re excited that Overwatch will return to the Esports World Cup in 2025! https://t.co/odkB598qsk
— Overwatch Esports (@OW_Esports) December 11, 2024
この「OWCS Midseason Championship」がEWCの一部として組み込まれる可能性も浮上していますが、現時点では正式な発表がないため不明です。
EWCの一部として開催されるということであれば、ZETAとしては、パートナーチームとして出場枠が保証されない限り、絶対に出場権を獲得しなければならない重要な大会となります。
40 Clubs chosen to chase esports glory 👑
Now go and earn your spot at #EWC25. May the best club win. pic.twitter.com/hxPRmH5n6F
— Esports World Cup (@EWC_EN) March 17, 2025
尚、今年から選定枠が40チームに拡大されており、Overwatch関連では、OWL Hangzhou Sparkを所有していたBilibili Gaming、OWCS NAに参戦するTeam Liquidが新たに参加。一方で、昨年パートナーチームとしてEWCに参加していたSSG、TSM、NRGなどが選定チームから漏れています。
この他、Overwatch関連ではないものの、目立ったところでは、日本からサウジ資本の支援を受けるTeam Reject、NAからは人気チームのSetinels、OWでは古豪として知られるNiPなどが選ばれています。