[OW2] ライフウィーバー「スーパーブルーム」の調整は強化?それとも弱体化?

Overwatch 2

ミッドシーズンパッチで強化されたライフウィーバーのパーク「スーパーブルーム」ですが、強化されたといいつつも、ライフウィーバーメインの間では実際には弱体化ではないかとの議論もあったようで、その疑問に答えるポストがRedditに投稿されています。

Superbloom Damage Output Comparison (March 18 2025 patch)
byu/rhylte inLifeweaverMains

スーパーブルーム

パッチ前:

  • 一定数の棘を1.5秒以内に同一の敵へ当てると、棘が爆発して30の追加ダメージを与える

パッチ後:

  • ダメージが30から40に増加
  • 爆発に要するヒット数が16から20に増加
  • ヒットの受け付け時間が1.5秒から2.5秒に延長

注意点としてはパークが発生するための受付時間が2.5秒に増えたことで、パークの発動回数が減ってしまうのではないかとの意見もありましたが、パークが発生すると、この受付時間はリセットされるので、これは純粋なバフと考えてよいそうです。上記動画でも2.5秒よりも短い間隔で発動しているのがわかります。


パッチ前後のパークのダメージ出力を比較したグラフです。オレンジがパッチ前、緑がパッチ後になります。

棘100本全弾ヒットしたと仮定するとパッチ前の780ダメージ(6 x 100 + 30 x 6)に比べて、パッチ後は800ダメージ(6 x 100 + 40 x 5)ありますが、その差は20ダメージです。ただし、全弾ヒットすることはまずないので、それ以下の本数を考慮すべきでしょう。

パーク発動に必要な棘の本数が15から20になったことで当然15から19本まではパッチ前のほうがダメージが多いです。

以降はそれぞれパークが発動する度に新旧交互にダメージ出力を上回りますが、64発から79発までは同じダメージ出力になります(グラフ黒線)。

例えば64本だとパッチ前は4回パークが発動しボーナスダメージは120、パッチ後は3回発動しボーナスダメージは同じ120です。

80本目からは再びパークが発動すると交互にダメージを上回ることになります。つまりほとんどのケースで、ダメージバフになるのかナーフになるのかは、ヒットする棘の本数によって異なります。

ブレイクポイントに関して言うと、225族なら僅かにパッチ後、250族ならパッチ前のほうがTTKは早くなります。300族ではどちらも同じ40ヒットですが、BPに関してはソーンボレーは速射武器なので、数ヒットであれば大きな違いはないと思います。

パッチ前パッチ後
HP 17525(1)23(1)
HP 20029(1)27(1)
HP 22532(2)31(1)
HP 25032(2)35(1)
HP 27536(2)40(2)
HP 30040(2)40(2)
()内はパーク発動数

開発コメントにもありましたが、今回のスーパーブルームの調整は、単純な火力UPよりも、安定してパークの効果を引き出すことを目的とした調整だったのではないかと思われます。

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