かつてOWLの視聴コンテンツとしてファンに愛用されていた「OWL Command Center」が、OWCS NA/EMEAを運営するFACEITの「FACEIT Watch」として復活することになったようです。
FACEIT brings back OWL Command Center with multi-POV streams for OWCS, testing phase launching this weekend
byu/HeadNo4379 inCompetitiveoverwatch
Command CenterはOWLのTwitch独占配信時代に、有料コンテンツ「All-ACCESS PASS」の特典に含まれていた機能で、メインカメラ、個人視点、俯瞰視点などの映像を同時に視聴することができました。
これとほぼ同等の機能を備えたFACEIT Watch Betaでは現在以下の機能をテスト中です。
Introducing: FACEIT Watch 🎥
🏆 Tune in to the Main Broadcast
👁️ Follow Multiple #OWCS Player POVs
🎬 Clip Plays & Access Instant Online VODs📰 Learn More: https://t.co/sqr0Bb6BaD pic.twitter.com/mhfErMCWN1
— FACEIT Overwatch (@FACEIT_OW) May 20, 2025
- 同時4人の個人視点を視聴可能(メインカメラ、マップ、各チーム2選手)
- リプレイコードなしでVODに即アクセス可能
- ウェブ、モバイル、Chromecastなどあらゆる場面で視聴可能
現時点でのPOVカメラは4名までですが、最終的には10名分のカメラを実装予定とのこと。
FACEITページでは既にテストバージョンを視聴することが可能です。正式サービス開始後も無料のようですが、ログイン登録が必要となります。
OWLでは任意で選手カメラを切り替えることはできず、裏技として各選手カメラの隠しリンクにアクセスすれば複数ウィンドで同時視聴することはできましたが、FACEITでは同一ページ上で選手カメラを切り替えることができるなど、Command Centerよりも機能性に優れています。
残念ながらFACEITプラットフォームでの独占配信となるため、WDGが運営するOWCS ASIAでこの機能が利用できる可能性は低いものの、世界大会などではこれらの機能を利用できるようになるのではないかと思われます。