[OW2] スラバーサ/NJCのリワークと新マップ「AATLIS」がお披露目された開発ライブ配信まとめ

Overwatch 2

昨日、スラバーサとニュー・ジャンク・シティのリワーク、そして新マップ「AATLIS」がお披露目された開発ライブ配信のまとめになります(Redditポスト)。

スラバーサのリワーク

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  • 開発チームは全体的にスラバーサにはかなり満足しており、NJCよりも好印象を持っていた。ただし、いくつかの細かな改善は必要と考えていた。

  • 特定のチョークポイントを整理。目的は全体の遮蔽物は減らさずにマップを少し開放的にし、「進むべき道」がより明確になるようにすることだった。また、特定の地点でプレイヤーが予想以上に足止めされていた。

  • 変更の大部分はマップのテンプル/ルインズ側とメインスポーン付近に集中している。反対側にも多少のアート的な変更があるがそれほど大きなものではない。

  • 多くの変更はアートディレクションのために行われた。プレイヤーがルインズとテンプルのポイントをよく混同していたため。

  • ルインズ側にはポイント全体にツタなどの植物を多く追加し、荒廃した印象を強めるためにポイントを水没させるなど、より廃墟らしい景観を与えた。

  • テンプル側には射線を開放してメインの寺院をより見えやすくし、装飾的なディテールも見える位置まで建物の高さを下げることで、寺院の存在感を際立たせた。

NJCのリワーク

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  • スラバーサと同様の改善をNJCにも行っているが、より大規模な範囲で実施された。

  • メインの拠点以外の建物の高さを大幅に低くすることで、各拠点が遠くや上空にはっきり見えるようになり、プレイヤーが進むべき方向を認識しやすくなった。

  • スラバーサ以上にNJCではプレイヤーが各拠点を混同するケースが多かったため、それぞれのポイントに個性的なビジュアルアイデンティティを持たせるようにした。以前はすべて「ジャンカー風の雰囲気」で似たような印象だったが、たとえば:

    • ボムフラットには無数の爆弾を配置

    • ダクトは巨大な送風ファンと紫色のライティングを強調

    • 製錬所には緑色のペイントを追加

    • ジャンクヤードにはさらに多くのゴミを追加するなど、明確な違いを設けた。

  • ボムフラットを除くほぼすべての拠点で圧迫感の強かったチョークポイントを開放し、動きやすくした。

  • 以前のNJCには意味のない奇妙な隙間や通路が多数存在しており、プレイヤーがそこに迷い込むことが多かった。これらの多くは削除または拡張されている。代表的な例として、アリーナ下のエリアがすべてつながるようになり、攻撃にも退却にも使いやすい合理的な導線になっている。

新フラッシュポイント「AATLIS」

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  • モロッコが舞台で主にマラケシュの街から着想を得ている。

  • スラバーサやNJCから得たフィードバックを基にしたフラッシュポイントの設計面での集大成と見なされている。

  • 3つのフラッシュポイントの中で最もコンパクト。

  • フォワードスポーンをメインスポーンから続く通路の下に配置することで、戦線復帰時の移動距離を短縮。他マップでは大きなフォワードスポーンの建物のせいで遠回りになり、リスポーンからポイントへの時間が長くなっていた。

  • 各ポイントには上空や遠くから目印となる特徴があり、場所を視覚的に把握しやすくしている。また、それぞれに独自のアイデンティティがあるよう設計。

  • 各ポイントの色合いが引き立つよう、あえて夜間のライティングを選択。視覚的な差別化を意識している。

  • カエルのオブジェクトはボツになった「レイニー・デイ」スキンから再利用されたもの。

  • さまざまな戦術スタイルに対応できるように設計されているが、他のフラッシュポイントマップと同様にルシオに特に適したマップでもある。

ちなみにライブ配信で右側に座っている男性は、レベルデザイナーのJorge Murilloさんという方で、PvE開発中止により一度Blizzardを解雇されましたが、半年ほど前にOW開発に復帰しています。

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